こんにちは! モズク治療院の新人整体師、小宮りんです。 最近、頭痛が起こると同時に吐き気を催す・・・ 頭痛だったらまだ耐えられるけど吐き気まであると会社に行けなくてぐったり・・・ こんな悩みでお困りではありませんか? 頭痛だけでも辛いのに、吐き気まであると何のやる気も起きなくなってしまいますよね。 この、頭痛と吐き気が起こる症状は一体何が原因なのでしょうか? 改善する方法はあるのでしょうか。 今回は頭痛と一緒に起こる吐き気の症状・原因・改善方法についてお話ししていきます! 頭痛の3つのタイプ 頭痛には大きく分けると3つのタイプがあります。 それぞれの特徴を見ていきましょう。 緊張型頭痛 現代病として最近増えてきているのが、緊張型頭痛です。 その原因の一つとして、仕事や勉強、趣味としてパソコンやスマホを活用する機会が増えてきた事が挙げられるでしょう。 長時間無理して同じ姿勢を保ったり前かがみになった動作を長く続ける事によって、首周りの血液の循環が滞ってしまうので、それが頭痛を招いてしまうのです。 肩こりの原因はまだはっきりとしていませんが、一説では、血行不良が起きる事によって、乳酸が溜まって肩こりが生じてしまうといわれています。 乳酸の働きとしては、筋肉が収縮する際に活用されるのですが、運動不足によって筋肉が硬直する事によって次第に体内に蓄積されていって、それが血液やリンパの流れを邪魔したり血管を圧迫したりしているのです。 全身に通っている血管やリンパの流れと同様に神経にも影響を及ぼすので、それが頭痛の原因となっていると考えれるのです。 これはパソコンやスマホの使い過ぎだけでなく運動不足や体の冷えからも生じるものなので、冷え性の人は足の先から頭の先まで血流が巡りにくなっているといった事を常に念頭に置きながら、頭痛や肩こり、腰痛に注意しておいて下さい。 また、パソコンやスマホの長時間の使用は、目の疲れも招きます。 1点を集中して観る事によって、首や肩が凝ってしまうのです。 頭痛や吐き気を催すレベルになると慢性的な血行不良を招いている可能性が高いので、注意してください。 片頭痛(偏頭痛) 片頭痛の特徴としては、頭の片方、もしくは両方のこめかみ当たりから目にかけての範囲で、脈拍のようにズキン、ズキンといったコンスタンスな痛みがします。 痛み出したら、4時間から数日間と長く続くのが特徴です。 こんなに長い時間頭痛がしていたら、イライラするだけでなく睡眠不足に陥ってしまいますよね。 片頭痛があると、勉強や仕事、家事が全く手につかなくなる人もいます。 動くと痛みが増すので、中には何日間も寝込んでしまう人もいるようです。 片頭痛によって、小さな物音や匂い、目に映る物にも敏感に反応してしまい、余計に神経をすり減らしてしまうようになります。 片頭痛の症状もひどくなると、吐き気を催す事もあり、頭痛が起きる前に視覚的な異常を感じる前兆が起きる場合と起きないタイプがあるようです。 片頭痛の原因としては、遺伝性のものからストレス、ホルモン異常、食品バランスによって起きるといわれています。 女性の場合には、生理前後のホルモンバランスが崩れる事によって片頭痛を生じる事があるようです。 他にもチョコレートやワイン、チーズ、ナッツ類の過剰摂取によって起きる場合があるようですが、アルコール以外の食品では、よほどの量を食べない限りはそう誘発するものでもないようです。 痛いからと市販されている痛み止めでその場を思っていても、症状が悪化して慢性的になるにつれて薬が効かなくなり量を増やさないといけなくなります。 痛み止めは一時的な物で、痛み止めの副作用によってさらに症状が悪化する事もあるので、早めに病院を受診するように心がけて下さい。 群発頭痛 群発頭痛はある時期にだけ集中して発症するのが特徴なのですが、春先や秋口といった季節の変わり目に起きて、1~2か月といったある一定の期間に集中して起きるのが特徴です。 群発頭痛の症状は大変重く、我慢できないぐらいの激しい痛みを伴います。 痛みは頭の片方側から、目の奥、目の周囲、上あごといった風にあちこちに拡散していきます。 目が充血したり、涙が出たり、鼻水が出る、吐き気を催すといった症状があります。 アルコールの摂りすぎやタバコを吸う事によって起きる場合が多いようです。 アルコールの過剰摂取は、血中のアルコール濃度が上昇して血管を収縮させてしまいます。 これが実は血行不良の原因となって、頭痛を誘発してしまうのです。 毎日のようにアルコールを大量に飲んでいる人は、アセドアルデヒドが上手く消化されずに蓄積されていた場合に肝臓に負担がかかって動悸や吐き気、頭痛の症状に見舞われる事があります。 毎日のように上乗せしてアルコールを体内に取り込む事によって、さらに血管が収縮される原因を招いてしまいます。 血管の縮小は、頭痛や吐き気の原因となるだけでなく、そのまま放っておくと動脈硬化の原因となってしまうので、ひどい頭痛や吐き気を伴うのであれば早めに病院を受診する事をお勧めします。 吐き気を伴う頭痛には病気が潜んでいることも! 同じ頭痛でも自然に治る物もあれば、早急に病院を受診した方が良い危険なレベルのものまでいろいろあります。 特に痛みが激しい頭痛や、何の前触れもなく急に起きる頭痛は用心しておいた方が良いです。 吐き気を伴う頭痛は主に片頭痛が多いのですが、脳腫瘍や髄膜炎といった重い病気が潜んでいる場合もあるので油断は禁物です。 普段から血圧が高めの人は、頭痛だけでなく、めまいや吐き気、麻痺といった意識障害が起きる場合もあります。 タバコの飲み過ぎや外食が多い人、アルコールを毎晩のように摂取する人も注意が必要です。 一刻を争うケースもありますので、放置せず、必ず病院を受診するようにしましょう。 寒気と吐き気が頭痛に伴う場合 吐き気を伴う頭痛がすると云えば原因はアルコールやタバコ、脂質の摂りすぎ、運動不足、ストレスといった事が一番考えられる要因でしたが、吐き気だけでなく寒気も伴うようになると血管の詰まりだけが原因ではないようです。 女性の場合には、子宮内膜症になっている事も考えられます。 若い世代よりは、40代以降といった更年期の方に多い症状です。 症状としては生理中に腰痛や下腹部の痛みがひどくなって、出血の量も増えて頭痛や吐き気、寒気を伴ってきます。 原因は女性ホルモンであるエストロゲンの働きがコントロールが効かなくなって起きるのではないかと云われていますが、それがストレスによるものなのか、別の要因によるものなのかは定かではありません。 吐き気や寒気、頭痛が生じる原因としては、月経血の逆流が起きる事によって血管内に異常が起きているケースもあります。 子宮内膜症は時間と共に症状が進行していき、激痛を訴えるようになって手術が必要となったり、最悪の場合には不妊症になったりする事もあるので、早めに病院で検査して治療していきましょう。 産婦人科系の症状の場合には、受診するのが恥ずかしいといった理由でそのまま痛みを無理して放っておく人も多いようですが、それではさらに症状を悪化させる原因となってしまいます。 吐き気がするというのはそれぐらいに体内で何か異常が起きている証拠なので、早急に検査してその原因を突き止めて治療していく事が大切です。 腹痛と吐き気が頭痛に伴う場合 通常の頭痛の症状ですと頭痛もしくは症状が悪化している場合には吐き気、めまいを伴うのが一般的ですが、腹痛の症状まで起きる場合には一般的な頭痛とはちょっと違うという事を警戒しておいて下さい。 これは急性白血病の可能性も考えられます。 急性白血病は、血球の元となる細胞の機能低下によって健康的な白血球が作られなくなる事によって、成長しきれなかった細胞が癌となって増殖していく恐ろしい病気です。 リンパ管に異常が生じていって、免疫力が低下する事によってインフルエンザや花粉症といった様々なウィルスへの抵抗力が弱まってしまいます。 免疫力が弱まる事によって、頭痛や吐き気、腹痛だけでなく、シミが大量に発生したり、抜け毛ひどくなったりと体中に様々な異常が生じてしまいます。 癌細胞は適切な治療を施さないと、どんどん増殖していく一方なので早急な治療が必要となります。 他にも考えられる要因としては、月経困難症です。 これは普通の生理痛を超えた重い症状の事で、子宮内膜症や子宮筋腫といったホルモン異常が起こっているケースも考えられます。 どちらもただの頭痛ではなく、重い病気の前兆なので悪化する前に早く病院を受診しましょう。 日常的な頭痛では吐き気や腹痛まで起きない事をしっかり把握しておきながら、早めの対処を心がけるようにしていって下さい。 肩こりや首などの【コリ】で起きている頭痛の改善方法 ストレッチ【動画】 ひどい肩こりからくる頭痛や吐き気を解消する肩甲骨ストレッチ] 頭痛からの吐き気に効く☆簡単ストレッチ 頭痛や吐き気のする肩こりも楽にするストレッチ方法☆ ツボ 肩こりや首のコリをそのまま放っておくと血管の詰まりの原因となってそれが様々な症状を引き起こす原因となってしまうので、普段から意識してコリをほぐす習慣を日々のライフスタイルに取り入れていく事が大切です。 そんな時にお勧めなのが、いつでもどこでも気軽にできるツボ押しですが、肩こりや首のこりに効果を発揮してくれるツボとしてお勧めなのが百会です。 百会(ひゃくえ) これは頭頂部の中央線と左右の耳を結ぶツボで、自律神経ともつながっているので、肩こりだけでなくめまいや頭痛、ストレス解消には大変効果的なツボです。 【食欲を抑えるツボ百会】頭頂部のほぼ中央で、両耳の上端を結ぶ線と眉間の中央から延ばした線が交わるところにあるツボ。刺激することで食べ過ぎを防いでくれるといわれる。 pic.twitter.com/8YDk0WeOSy— 一目おかれる女性のためのダイエット (@josei_diet) 2016, 1月 13 欠盆(けつぼん) 他にも欠盆といって肩の前側が凝っている場合に刺激すると良いツボがあります。 主に何か書いたり、パソコン操作といった長時間のデスクワークや重い物を持つ仕事をしている方が肩の前側に負担がかかるようです。 連勤や連日のテスト勉強で肩がコリコリのあなた。「欠盆」とよばれる鎖骨周辺のツボを押すだけで、つらい肩こりが楽になるみたい。オススメです 「肩こりに効くツボ」3分でできる!お手軽ツボ百科 http://t.co/gtnQOWS2mI pic.twitter.com/O9jFhrc4Xe— 看護roo![カンゴルー] (@kango_roo) 2015, 7月 22 欠盆は、乳頭からまっすぐ上に伸びて鎖骨の上側に位置します。 ツボ押しする際には、しっかり痛みを感じるぐらいに3分間は最低でも続けて行いましょう。 肩井(けんせい) 肩の上のコリには、肩井のツボの刺激がお勧めです。 肩井は首の根元と肩の外側の中間地点にあります。 育児中のママさん!肩凝りがひどい時は肩井のツボにお灸を! 熱くなったらとって新しいお灸を同じとこにつけてまた熱くなったらとってを3回連続でします。 この前鍼灸の先生に教わったやり方です。 pic.twitter.com/R8SukuMsff— hoshi (@hoshi_1007) 2015, 12月 29 全身の血行促進にも役立つツボなので、その位置をしっかり覚えておきましょう。 他にも肩こり改善で大切な事は、肩甲骨周辺のケアです。 肩中愈(けんちゅうゆ) 肩中愈という首の後ろの骨の少し下にある骨の左右のツボを5秒ごとにギュッと押したり、離したりの動作を繰り返してみましょう。 ツボ押しは普段から行うことを習慣に 肩こりのためのツボ押しも、こってしまってからでは逆に痛みを感じてしまうので、肩こりになる前に普段からデスクワークを2時間以上行ったらツボ押しをするといった風に習慣づける事が大切です。 ツボ押しは仕事の合間やバスや電車の中といった通勤中にも手軽に行えるケアなので、頭痛や吐き気、めまいといった風に症状が悪化する前に、普段から血やリンパ球が溜まりそうなツボのパーツケアが大切になってきます。 ストレスが原因の場合の改善方法 頭痛や吐き気を催すぐらいにひどい頭痛の場合には、かなり大きなストレスがかかっていると考えて良いでしょう。 生活習慣を改めゆっくりと過ごす 人間は忙しすぎるとパニックになって、余計に気を紛らすためにさらに予定を詰め込んでしまう傾向があるので、出来ればストレス解消のためには家でゆったりとケア出来る事を取り入れる事が先決です。 頭痛が生じている時点で寝不足の可能性も高いので、まずはゆっくり眠るようにしましょう。 アルコールばかり飲んでいたり寝る前にパソコンやスマホのブルーライトを浴びていては眠れない場合もあるので、夜の寝る前の2~3時間はゆったりとした気持ちでアロマを炊いたり、静かでゆっくりとしたテンポの音楽を聴いたりして、質の良い睡眠を促すように心がけましょう。 暴飲暴食によって血液を胃腸での消化活動にばかり使って、脳にまで血液が送られにくい場合にもストレスを感じる事があります。 食べ過ぎ飲み過ぎは思考力の低下や神経がイライラしたりといった事を招いてしまうので、エネルギーを消化活動にばかり使用するのはやめましょう。 香りを取り入れてみる 他にもお勧めなセルフケアは、自分の潜在意識をリラックス状態にもっていくために香りの効果を取り入れる事です。 人間の臭覚は実は視覚や聴覚よりは記憶を呼び起こす作用が高いので、日常生活の中で見たり、聞いたりして受けているストレスを緩和させるためにも、アロマやお香などの香りのリラクゼーション作用を活用すると良いでしょう。 アロマの香りにはリラクゼーション作用や疲労回復、集中力アップ、呼吸を楽にする作用、緊張や不安を取り除く作用、イライラ防止といった風に様々な効能が期待できるので、自分のストレスに合った香りをセレクトしていって下さい。 治療院で行っている治療法 頭痛や吐き気、肩こりや首のコリは、整体や鍼灸の治療で改善するケースもあります。 整体や鍼灸で全身の凝っているパーツをケアしていく事によって血流が促進され、リンパの流れもスムーズになり老廃物の代謝がアップして、全身を通っている神経にもしっかり作動する事によって自然と頭痛や吐き気の症状が緩和されることが期待できます。。 特に日常生活の中で長時間のデスクワークやスマホのしすぎ、長時間の運転といった作業が多い方は、コリも慢性的になっていて自分だけでは改善できないレベルにきている時には、コンスタンスに整体や鍼灸に通ってケアする事をお勧めします。 血流も一旦滞ってしまうと血栓が出来てしまって、それが動脈硬化の原因となってしまうので早めのケアが大切です。 整体や鍼灸で施術してもらうと、頭痛や吐き気、めまいがの緩和が期待できる他、脳にもしっかり血液の栄養分が運び込まれるようになり、仕事の能率もはかどるようになることにもつながるかもしれません。 肩こりや頭痛の多くは、日々の生活習慣の動作の癖から生じている場合が多いので、仕事の合間にはストレッチやツボ押しを取り入れる事も効果的です。 頭痛や吐き気を催すぐらいにひどい症状を抱えている人は、行きつけの整体や鍼灸をもっておくと心強いでしょう。 頭痛の施術に力を入れている 全国の治療院はこちら >>頭痛改善に力を入れている治療院 まとめ いかがでしたか?吐き気を伴うぐらい症状が悪化している頭痛の原因にも、様々な種類があるという事を理解していただけたかと思います。 同じ頭痛でも生活習慣から発症したものと、白血病や子宮内膜症といった重い病気が潜んでいる場合もあるので、まずは痛みが激しい時や複数の症状が重なり合う場合には早めに病院で検査してもらう事が大切です。 長時間のデスクワークや車の運転によって、頭痛や吐き気以外でも、長年の生活習慣の癖で猫背になっている可能性も考えられます。 骨も歪んできている時には、早めに整体や整骨院に行って骨のゆがみを改善してもらうといいでしょう。 頭痛や吐き気も症状に関してはまずは病院で検査して、特に検査に異常が見られなくても頭痛が続くようであれば、整体や鍼灸など治療院に行ってみるといいでしょう。 頭痛薬に頼っていても副作用や薬の依存症といったリスクが不安な方には、東洋医学を用いた整体や鍼灸の施術方法は相性が合うかもしれません。 頭痛の施術に力を入れている 全国の治療院はこちら >>頭痛改善に力を入れている治療院 登場人物 小宮りん モズク治療院で新人整体師として頑張ってます! 整体歴2年の23歳。 骨格模型を眺めながらコーヒーを飲むのが趣味。 206個ある骨の中でも大腿骨が特に好き。 Twitterは初めてだけど、ドンドン絡んでください! 「ヘルモア」っていうサイトでコラム書いてます。 Twitterフォローはお気軽に♪。
【食欲を抑えるツボ百会】頭頂部のほぼ中央で、両耳の上端を結ぶ線と眉間の中央から延ばした線が交わるところにあるツボ。刺激することで食べ過ぎを防いでくれるといわれる。 pic.twitter.com/8YDk0WeOSy
— 一目おかれる女性のためのダイエット (@josei_diet) 2016, 1月 13
連勤や連日のテスト勉強で肩がコリコリのあなた。「欠盆」とよばれる鎖骨周辺のツボを押すだけで、つらい肩こりが楽になるみたい。オススメです
「肩こりに効くツボ」3分でできる!お手軽ツボ百科
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— 看護roo![カンゴルー] (@kango_roo) 2015, 7月 22
育児中のママさん!肩凝りがひどい時は肩井のツボにお灸を!
熱くなったらとって新しいお灸を同じとこにつけてまた熱くなったらとってを3回連続でします。
この前鍼灸の先生に教わったやり方です。 pic.twitter.com/R8SukuMsff
— hoshi (@hoshi_1007) 2015, 12月 29
登場人物
小宮りん
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