妊婦生活は大変ながらも、赤ちゃんがいる喜びで幸せなイメージを抱いている方が多いかもしれませんが、自律神経失調症になって精神的なバランスを崩す人も多いです。 妊娠中はつわりや赤ちゃんの重みなどがあって、普段とは全く違う体の状態で過ごすことになります。 ですので、普段とは違った精神状態になるのも無理はありません。 では、自律神経失調症の症状を軽くするためには、一体どういうふうに過ごしたら良いのでしょうか。 妊娠中はストレスや疲労は、自律神経失調症の原因に! 自律神経失調症になる妊婦さんの多くが、妊娠中のストレスを経験しています。 妊娠中はできるだけ普段と同じような生活を送りたいと思っていても、どうしても生活の変化が生じてしまいます。 つわりで体調が悪くなったり、赤ちゃんの重みで普段以上に体力を消耗したりして、ストレスや疲労が溜まりやすくなります。 さらに、お腹の中にいる赤ちゃんへの影響を考えて、食事制限や体重管理を行うことで、ストレスを溜めやすい妊婦さんもいます。 このような妊娠中のストレスが原因で、自律神経失調症になってしまうケースがあります。 ホルモンバランスの変化も、自律神経失調症の原因! 妊婦さんになると、お腹の中に赤ちゃんがいることだけではなく、ホルモンバランスも大きく変化します。 そして、妊娠中のホルモンバランスの変化は、自律神経のバランスを崩して、自律神経失調症の原因にもなります。 と言うのは、自律神経もホルモンも、大脳の視床下部で調整されるからです。 しかし、ホルモンバランスが原因の自律神経失調症に関しては、出産を迎えればだんだんと改善していきます。 産後も育児ストレスで自律神経失調症の症状が続くことも! 妊婦生活の間になった自律神経失調症は、基本的には妊婦生活が終われば改善します。 ただ、私たちの自律神経はとても繊細なもので、産後のストレスでも自律神経失調症の症状が続くことがあります。 産後は妊娠中の体の不調は無くなるものの、今度は出産の時の傷口の痛みでストレスを感じることもあります。 また、慣れない育児、思い通りにならない育児でストレスが溜まることもあります。 十分に睡眠を取って、たまには気分転換も! 妊婦生活は10ヶ月もの長い間続き、しかも出産では体力を多く消耗します。 ですので、決して無理をせず、十分に睡眠を取るべきです。 それから、つわりの時期ばかりは外出が辛く、自宅に引きこもりがちな妊婦さんも多いでしょう。 こんな時も、気分転換のつもりで出来る範囲で外の空気を吸うようにした方が、自律神経失調症対策になります。 もちろん、自宅に引きこもっている時には、自分の好きなことをして不快感を紛らわせるのも良いでしょう。 まとめ 妊婦生活を送っている時、普段とは違う体の状態から疲労やストレスを感じやすいものです。 さらに、ホルモンバランスの変化もあって、自律神経失調症になりやすくなります。 出産を迎えてからも油断は禁物で、育児ストレスで自律神経失調症になることがあります。 いずれにしても、十分な睡眠を取って、時には気分転換でストレスと上手く付き合うことが良い対策になります。
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