反り腰になると、寝方によっては腰が痛くなります。 酷い場合には、朝起きた時に腰がガチガチで起きにくくなる人もいます。 では、反り腰に良い寝方は、一体どういう寝方なのでしょうか。 楽に感じる方を向いて寝る! 「寝る時は、体を伸ばすのが良い。」と思って、一生懸命に体を伸ばしながら寝ている人は多いのではないでしょうか? ただ、反り腰で腰の痛みを感じる時に、無理に体を伸ばそうとすると痛みが悪化してしまう恐れがあります。 ですので、決して無理して姿勢を維持する必要はなく、背骨は曲げた状態で構いません。 そして、楽に感じる方を向いて寝ましょう。 横向きであれば痛みを感じる方を上にして、仰向けであれば両膝を立てて、うつ伏せであれば片膝を横に出す寝方を試してみましょう。 両膝の間にクッションを挟むのもお勧め! 「反り腰で横向きで寝るのが楽!」と思っていても、膝が苦しく感じる人もいるのではないでしょうか。 こんな方は、両膝の間にクッションを挟む寝方を試してみるといいかもしれません。 もっと心地良くするなら、抱き枕を用意するのも良いでしょう。 クッションや抱き枕を両膝に挟むと、上半身と下半身を捻れにくくして、腰を楽にすることができます。 もちろん、膝がそれほど苦しく感じなければ、わざわざクッションや抱き枕を使用しなくても大丈夫です。 腰にバスタオルを巻いて寝るのが楽な場合も! 反り腰になった時に楽に感じる寝方は、人によって異なりますが、腰を若干高くして寝ると楽になることもあります。 やり方としては、腰からお尻までの範囲にバスタオルを巻くだけです。 腰を若干高くする寝方で楽になるのは、腰が捻れにくくなるからです。 ただ、バスタオルを腰周りに一回りしただけでは、それほど楽に感じないかも知れません。 こんな時には、バスタオルをもう一回りさせて厚みを調整してみると、寝心地が変わることがあります。 布団は若干固めくらいが良い! 「布団は柔らかければ柔らかいほど良い!」と思ってませんか。 しかし、布団が柔らかいと体が沈み込んで寝返りも打ちにくく、腰に負担もかかって、反り腰の痛みを感じやすくなります。 ですので、良い寝方をするには、上半身からの負担も下半身からの負担も全身に分散できるよう、若干固めの布団にする方がいいでしょう。 低反発マットを使用するのもお勧めです。 まとめ 反り腰になった時に寝方が悪いと、余計に痛みを酷くしてしまいます。 痛みを軽減するのに良い寝方としては、その時に自分の調子に合わせて楽な姿勢を選ぶことです。 そして、横向きに寝る場合でも、必要に応じて膝にクッションを挟んだり、腰にバスタオルを巻いたりして、楽な姿勢をするのも良いでしょう。 また、布団も柔らかい方が必ずしも良いと言う訳ではなく、若干固めで上半身や下半身の負担を全身に分散できるものを選びましょう。
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