現代人の多くが、首の痛みや目の痛みに悩まされています。 首の痛みと目の痛みを併発している人もいれば、首の痛みだけ、目の痛みだけなどとどちらかの症状が気になっている人も多いでしょう。 では、首の痛みや目の痛みの原因は、一体何なのでしょうか。 どういうふうに痛みを対処したら良いのでしょうか。 首の痛みは脳の酸素不足を引き起こす 首と目は関係ないように見えるほど、離れた場所にあります。 しかし、酸素を含んだ血液が心臓から脳に届けられる時には、血液は必ず首を通ります。 ですので、コリによる首の痛みで、首の動脈の圧迫による血行不良があると、脳に血液が行き渡りにくく、脳の酸素が不足します。 脳は多くの血液を必要とする場所で、首で血行不良が起これば、他の場所以上に大きな不調が起こりやすくなります。 首の痛みと同時に、目の痛み、頭痛などの症状を訴える人もいます。 長時間の同じ姿勢は体全体の血行を滞らせる 長時間同じ姿勢でいると、血液の流れがある部分で滞り、体全体の血行までが滞りやすくなります。 長時間同じ姿勢になりやすい日常的な動作と言えば、パソコンやスマホの使用が挙げられます。 パソコンやスマホを使用していると、ついつい顔が画面に近づいて、背骨が曲がりやすくなります。 体のラインが崩れれば、当然体のバランスを維持しにくく、首にも大きな負担がかかって首の痛みが起こります。 しかも、パソコンやスマホのブルーライトは、目にも大きな負担をかけて目の痛みを引き起こす原因になります。 ブルーライト対応メガネを使用し、画面から目を離す 首の痛みと同時に起こりやすい目の痛みを予防するためには、少しでも日常的な目の負担を減らす必要があります。 まずは、パソコンを使用する際には、画面から目までの距離が50㎝以上離れるように意識してみると良いでしょう。 ノートパソコンを使用していると画面に目が近づきやすくなりますので、本体に付いているものとは別に、キーボードを用意して画面の位置を調整するのがお勧めです。 また、ブルーライト対応メガネを使用するのも、目の負担を軽減するのに効果的です。 痛みを感じる部分に蒸しタオルを当てる できる限りの対策を心掛けても、首の痛みや目の痛みを感じる場合には、痛みを感じる部分を温めて患部の血行を良くしましょう。 水で濡らしたタオルを、電子レンジで温めビニール袋に入れて使うのも良いでしょう。 目を温める時には、市販のホットアイマスクを活用するのも便利です。 まとめ 現代人に多い首の痛みや目の痛みは、長時間の同じ姿勢による血行不良から起こるものがほとんどです。 ですので、首の痛みや目の痛みを予防するためには、同じ姿勢でいる時間を減らすことです。 ただ、パソコンやスマホの使用は現代人にとって欠かせないもので、使用時間を減らすのは難しいでしょう。 こんな時には、ブルーライト対応メガネを活用したり、画面からできるだけ目を離すよう心掛けましょう。 それでも痛みが起こる場合には、ホットタオルやホットアイマスクなどで患部を温めて血行を促すのが効果的です。
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