「ただの冷え性」と思っていたのに、めまいを感じることはありませんか。 めまいを感じると言うことは、それだけ深刻な冷え性だというケースがあります。 では、冷え性によるめまいが起こったら、一体どのように対処すれば良いのでしょうか。 冷え性で脳の血液量が減ると、めまいが起こる 冷え性とめまいは一見無関係のように見えるかも知れませんが、実は血液の流れが関係している点で共通しています。 まず、冷え性で体が冷え切ると、筋肉の緊張が起こって硬くなり、血液の循環が悪くなって自律神経のバランスが乱れます。 また、耳はめまいに関する部分で、耳の周りには心臓からの血液を脳に送り届ける動脈があります。 冷え性で血液の循環が悪くなれば、当然脳に送り届けられる血液の量も少なくなり、めまいの原因になります。 耳の周りを冷やさないようにすること めまいは、耳の周りで急激な温度変化が起こるだけでも起こることがあります。 ですので、冷え性によるめまいを予防するためには、耳の周りを冷やさないようにする必要があります。 特に寒い時期は、耳当てや帽子などを活用するのが効果的です。 心臓から脳に血液が送られる時には首を通りますので、襟付きのシャツやマフラーなどで首を温かくするのも効果的です。 神経を興奮させる飲食物を控える 冷え性によるめまいを予防するためには、神経を過度に刺激しないことも大切です。 カフェインや香辛料などの刺激物の摂取が、習慣になっている人はいませんか。 刺激物には神経を興奮させる作用がありますので、カフェイン入り飲み物、香辛料などの摂取は控えめにしましょう。 ちなみに、カフェインはコーヒーだけではなく、スポーツドリンクやコーラ、お茶などにも含まれていることがあります。 これらの飲み物も、飲み過ぎないよう気を付けましょう。 寝室を温かくして寝ること 冷え性対策は起きている時だけではなく、寝ている時も行う必要があります。 寝ている時は体は布団がかかっていて温かくても、顔は無防備で耳も冷えやすくなります。 つまり、寝室の空気が冷えていると、耳が冷えてめまいが起こりやすくなります。 ですので、寝る30分以上前から寝室を温かくしておき、寝ている途中で空気が冷えないよう、エアコンの温度を設定しておくと良いでしょう。 まとめ 冷え性になると自律神経のバランスが乱れたり、脳の血液量が減ったりすることで、めまいが起こることがあります。 冷え性によるめまいは、耳の周りを冷やさないようにし、カフェインや刺激物などの摂取を控えめにすることで対策してみるといいでしょう。 また、寝ている時は、布団のかかっていない顔が冷えやすいため、寝室を温かくしておくことも大切です。
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