頭痛にも実は種類がたくさんあり、その中でこめかみに痛みを感じる頭痛というのもあります。こめかみに痛みを感じる頭痛にも、種類があることは知っているでしょうか? 1.片頭痛の場合 症状の特徴 こめかみの頭痛で一般的なものが、偏頭痛と呼ばれるものです。 偏頭痛の場合は、こめかみの痛みとともに吐き気をもよおすのが特徴です。 大体左か右かどちらかのこめかみが痛くなる頭痛で、いつも同じ側のこめかみが痛むようになるでしょう。 こめかみの血管が拡張することで周囲を圧迫させ、ズキンとした痛みが起こります。遺伝の可能性も強いため、親が頭痛持ちだった人は偏頭痛を起こしやすくなっています。一般的な頭痛ではありますが、ひどくなると痛みが強すぎて歩くこともできなくなり、日常生活に支障をきたしてしまう場合もあります。 症状が出る頻度 月に1回ぐらいの人から、週に1回ぐらいの頻度の人もいます。原因があって起こる頭痛なので、偏頭痛になる原因が多い人は頻度も高くなるでしょう。気になる原因は、ストレスや寝不足、食生活の乱れなどといわれており、特に若い女性を中心に偏頭痛は襲います。 片頭痛の場合の対処法 ①暗い場所で過ごす 偏頭痛の場合は痛むところを冷やし、できるだけ安静にします。光などを浴びないほうがいいので、暗い場所で過ごしましょう。 日ごろは寝不足も寝すぎも偏頭痛を起こしやすくなるので、睡眠時間を適切に保つようにしてください。 ②セルフケアを行う セルフケアを試してみるのもおすすめです。 片頭痛のセルフケア~自宅で簡単に出来るこめかみに出る偏頭痛の解消法~ 2.群発頭痛の場合 症状の特徴 そして、もう一つ、患者数は少ないですが、こめかみの痛みを引き起こす頭痛が群発頭痛です。 群発頭痛は、こめかみの痛みと同時に、目の奥が引っ張られるような痛みも感じます。 大体季節の変わり目に起こることが多く、なりやすいのは若い年代から働き盛り、40代ぐらいまでの男性が中心です。その時期になると1ヶ月から2ヶ月ぐらいは悩まされることになるでしょう。 こめかみも左右どちらか片側だけが痛くなりますし、強い痛みなので症状がひどい人は想像できないぐらいのつらさを味わっています。 症状の原因 アルコールや喫煙なども原因になるので、群発頭痛の治療では禁煙・禁酒となるでしょう。血管の拡張や収縮をさせる要因を取り除かなくてはいけません。 また気圧の変化でもなりやすいので、飛行機に乗って飛び回るビジネスマンも群発頭痛を招きやすいです。 群発頭痛の場合の対処法 セルフケア 3.脳の病気の場合 最後に、 こめかみの痛みで怖いのが、脳梗塞などの脳の病気です。 普段から頭痛もちの人だと、いつもの頭痛だ…とそのまま放置してしまいがちですが、体にしびれが起こるとか、ズキズキと脈打つ痛みではなく締め付けられる痛みの場合は疑ったほうがいいでしょう。 まとめ 病院に行ってなんともなければ、他の頭痛と同様に、生活習慣を見直し、頭痛対策をすることで解消するといいでしょう。 どうしてもよくならない場合は、治療院などで歪みを治し全身のバランスを整え、頭痛を改善することをおすすめします。
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