ノートパソコンはコンパクトで持ち運びに便利なのですが、デスクトップ以上にストレートネックになりやすいのが特徴です。 コンパクトな分、どうしても姿勢が崩れやすく、気付いた時には前屈みになっている人が多いのではないでしょうか。 では、ストレートネックを予防するためには、ノートパソコンの使用中にどういうことに注意したら良いのでしょうか。 ノートパソコンも椅子に座って使用すること デスクトップであれば、大抵は机の上にキーボードやマウスを乗せて、椅子に座った状態で使用するでしょう。 しかし、ノートパソコンとなると、椅子を使わずに床の上やこたつの上などで使用する人も多いでしょう。 座りながらではなく、寝ながらパソコンを使用する人もいるでしょう。 パソコンの使用中は椅子に座っていても、首に負担がかかりやすいものです。 ですので、床の上やこたつの上での使用、寝ながらの使用などは、ますます首に負担をかけて、ストレートネックの悪化の原因になります。 どこでも自由に使えるノートパソコンと言えども、やはり机の上に置いて、椅子に座った状態で使用するように心がけましょう。 画面の位置は目から50㎝離して、目の下になるように! パソコンの操作に集中していると、顔が前に出て首に負担をかけて、ストレートネックになりやすくなります。 首の負担を軽減するためには、画面の位置をできるだけ目から離す必要があります。 ノートパソコンはデスクトップよりも画面が小さいのですが、目から50㎝、最低でも40cmは離した方が良いです。 さらに、画面が目の少し下に来るように、角度や高さを調整しましょう。 キーボードは腕を直角に曲げて使える位置に! パソコンのキーボードを使用する時は、腕の位置次第で、姿勢を維持しやすくも崩れやすくもなります。 ストレートネックを予防するためには、キーボードは腕を伸ばそうとしなくても使える位置に置くと良いでしょう。 腕を直角に曲げた状態で、キーボードが使いやすい位置が理想的な位置です。 ただ、ノートパソコンの場合には、画面にキーボードがくっ付いていて、そのまま使用すると目が画面に近づきやすいです。 ですので、外付けのキーボードを用意して、自分に合った位置に調整するといいでしょう。 腕を支えるアームレストも便利! ノートパソコンを使用する際には、腕の負担が肩、さらには首への負担になることがあります。 このように腕の負担も、ストレートネックの原因になりますので注意が必要です。 腕の負担を軽減するためには、机に手首を支える台を置いたり、アームレスト付きの椅子を使うのが便利です。 まとめ ノートパソコンは持ち運びに便利な反面、デスクトップ以上に姿勢が崩れて、ストレートネックになりやすいです。 首への負担を最小限に抑えるためには、まずは画面を目から50㎝以上離して、位置がやや目の下になるように角度や高さを調整しましょう。 そして、キーボードは外付けのものを用意して、腕を直角に曲げて無理なく使える位置に設定します。 また、手首を支える台や椅子のアームレストなどで、腕への負担も最小限に抑えましょう。
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