交通事故などによる大きな衝撃で起こることが多いむちうちですが、事故の後の対処を間違ってしまうと後遺症が残ってしまうことがあります。 むちうちは事故の翌日以降に症状が現れることが多いだけに、後々症状の重大さに気付くことも多いものです。 では、むちうちの後遺症を残さないためには、一体どうしたら良いのでしょうか。 事故当日は冷静さを失っていて、痛みに気付かないことも! むちうちで後遺症を残さないためには、できるだけ早くむちうちに気付いて適切な対処を行うことです。 ただ、事故当日は冷静さを失っていて、ほとんど痛みを感じず、何事も無かったかのように思い込んでしまうこともあります。 痛みが出るまでの期間は、事故の翌日から数日後にかけてが多いのですが、痛みが出るまで待つ必要はありません。 できるだけ早いうちに、何らかの異常が無いかどうかを特定した方が良いでしょう。 事故当日から数日間は安静にすること むちうちに気付かないと、普段通りに過ごしてしまう人もいるでしょう。 普段運動していたり、重労働をしている人だと、いつもと同じように運動や重労働をしてしまうかも知れません。 しかし、気付かなかったとは言え、むちうちにもかかわらず無理をしてしまうと、後遺症を残す危険性があります。 ですので、事故当日から数日間は、仕事は休んで自宅で安静にして、できるだけ患部を動かさないようにしましょう。 事故当日から数日間は、患部を温めたりマッサージをしたりしない! むちうちによる痛みを感じて、良かれと思って、患部を温めたりマッサージしたりする人もいるでしょう。 実は、むちうちになると、事故当日から数日間の間は患部が炎症を起こしている状態です。 こんな時に患部を温めたりマッサージをしたりすると、症状を悪化させて後遺症を残す原因になってしまうことも 痛みを感じる時には、早めに専門家に相談しましょう。 必要に応じてコルセットを活用! むちうちで後遺症を残さないようにするためには、炎症が治まるまでは患部を動かさないようにすることです。 ただ、首は、日常生活で無意識のうちに動かしてしまう場所です。 ですので、コルセットで患部を固定しておくと、動きを最小限に抑えることができます。 もちろん、自分に合わないコルセットは症状を悪化させる原因になりますので、必ず自分に合ったものを用意しましょう。 まとめ むちうちは事故当日には全く気付かないことがあるのですが、事故当日は冷静さを失っていることが多いからです。 もちろん、痛みを感じないからと言って、安心と言うことはありません。 気付かぬうちに症状を悪化させて後遺症を残す危険性もあり、事故当日から数日間は安静に過ごす必要があります。 痛みを感じる場合には、患部を冷やしたり、コルセットで固定して患部を動かさないようにすると良いでしょう。
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