「夏になったから、冷え性から解放された。」などと思っていませんか。 こんな人は、もしかしたら夏の冷えに気付いていないだけなのかも知れません。 夏の冷え性は見逃しがちなのですが、今すぐにでも肌を触ってみると肌の冷たさに気付く人もいるでしょう。 では、夏の冷えを回避するためには、一体どのような対策をしたら良いのでしょうか。 砂糖やカフェインは控えて、常温の水で水分補給を! 夏になると、砂糖の多く含まれている甘いジュース、カフェイン入りのアイスコーヒーやアイスティなどを飲む人が多いでしょう。 ただ、砂糖には血糖値を激しく変動させて、体温を下げる作用があります。 カフェインには血管を収縮して、血液の流れを悪くする作用があります。 砂糖やカフェインの含まれた冷たい飲み物ばかりを飲んでいれば、当然冷え性は悪化します。 暑くて喉が渇いた時の水分補給を考えているなら、常温の水にしておくのがベストです。 適度にゆったりした服装で、薄手の上着を持参! 自宅にいる時は自分でエアコンの温度調整ができますが、職場や通勤電車、買い物先などでは設定された温度で過ごすしかありません。 こんな時に、夏だからと言って薄着でいると、エアコンの風で体を冷やしてしまう危険性があります。 冷え性を回避するためには、寒く感じた時のために薄手の上着を持参して出掛けると便利です。 また、窮屈な服や下着も血行を妨げて冷えの原因になりますので、多少ゆったり感のある服装が良いでしょう。 首とお腹と足首は常に温かい状態にしておくこと 夏の暑い時期は肌の温かさを何とかしようと、敢えて肌を冷やす人もいるかも知れません。 しかし、首の冷えは自律神経の乱れを引き起こすことがありますし、内臓が集中しているお腹の冷えは内臓の冷えに繋がります。 足首は足の血液を心臓に押し戻す部分で、冷やすと血行不良やむくみの原因になります。 ですので、夏の冷え性を回避するためにも、最低限首とお腹と足首だけでも常に温かい状態にしておきましょう。 睡眠中は2時間くらいでエアコンが切れるように設定! 夏は暑さで寝苦しく感じることも多いでしょうが、こんな時エアコンを付けたまま寝てしまう人もいるでしょう。 ただ、睡眠中は冷えに気付きにくいですので、知らない間に部屋を冷やしすぎてしまうことがあります。 あるいは、冷たい風が体に直接当たっていても、気付かないことも考えられます。 冷え性や低体温症などを予防するためにも、睡眠中のエアコンは2時間くらいで切れるよう、タイマーを設定しておきましょう。 まとめ 夏の冷え性こそ対策が甘くなってしまいがちですが、まずは体を冷やしやすい砂糖やカフェイン入りの飲み物は控えめにしましょう。 そして、服装面では締め付けすぎないゆったり目の服装、薄手の上着の持参などを心掛けましょう。 さらに、睡眠中は2時間くらいでエアコンが切れるようにしておくと、体の冷やしすぎを防ぐことができます。 特に首とお腹と足首は冷やすと体のトラブルに繋がりやすい場所で、他の場所以上に冷え性対策が必要です。
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