小さいお子さんの育児中と言う大事な時に限って、添い寝で寝違えることはありませんか。 寝違えてもすぐに痛みが治れば良いのですが、実際には一度寝違えるとなかなか首の痛みから解放されないものです。 しかも、添い寝が習慣になっていると止める訳には行かず、ますます痛みを悪化させてしまうこともあるでしょう。 では、こんな時に痛みを軽減するには、一体どうしたら良いのでしょうか。 首のマッサージはしてはいけない! 添い寝が原因で寝違えた時に、「すぐにでも首の痛みを解消しなければ。」と思って、マッサージをする人もいるのではないでしょうか。 実は、首を直接マッサージをすると、ますます首に負担がかかって痛みを悪化させてしまう危険性があるのです。 そもそも、寝違えの原因は首ではなく、脇にあると言われています。 ですので、首のマッサージは、しないようにしましょう。 添い寝と言えども、無理のない姿勢で寝ること 添い寝が原因で寝違えたのであれば、やはり首の痛みが治るまでは添い寝を止めて、他の方法での寝かしつけを考えるのがベストです。 家族に協力してもらったり、昼間の遊びで疲れさせたり、背中を軽くトントンして寝かせたりなどの方法も試してみると良いかも知れません。 それでも、添い寝と言う場合には、無理のない姿勢を探してみると良いでしょう。 また、枕の上にタオルを重ねて置いて枕を高くしたり、低めの枕を用意したりして、枕の高さを変えてみるのもお勧めです。 添い寝による寝違えも脇の下に原因がある! 寝違えの原因は脇の下にあると言われていますが、もちろん添い寝による寝違えも例外ではありません。 具体的には、脇の下の内側を通っている「腋窩神経(えきかしんけい)」の圧迫に、原因があると考えられています。 ここで、「首の痛みなのに、なぜ脇の下?」と思う人もいるかも知れません。 実は、腋窩神経と繋がっている筋肉には首を支える筋肉がありますので、首と脇の下は大いに関係のある場所です。 腕を上げるストレッチがお勧め! 添い寝による寝違えで首の痛みを感じている時には、脇の下を意識してストレッチを行うのが良いでしょう。 やり方としては、まずは患部側の腕をゆっくり後ろに向かって引き上げて、限界のところで20秒キープしてください。 そして、今度は腰に手を当てた状態で肘だけを後ろに向かって引き、限界のところで20秒キープしましょう。 最後に、二の腕のラインは体に対して直角になるように上げて、肘は顔から120度の位置になるように曲げます。 このまま、腕を若干後ろに引き気味にして、20秒キープしてください。 まとめ 添い寝による寝違えも通常の寝違えと同じで、首に負担をかけるようなマッサージをしてはいけません。 首よりもむしろ脇の下に原因があり、腕を上げるストレッチで脇の下をリラックスさせると、首の痛みの治りが早まることがあります。 もちろん、寝違えの原因になる添い寝もできる限りで止めて、無理のない姿勢を心掛けることも大切です。
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