「反り腰を改善するために、立ち方を直しましょう。」と言われても、具体的にはどうしたら良いのか分からない人は多いでしょう。 それもそのはずで、反り腰は日常的な習慣によってなるもので、悪い癖は、自分ではなかなか気づきにくいでしょう。 では、反り腰を改善して綺麗な腰を手に入れるためには、一体どういう立ち方を心掛けたら良いのでしょうか。 鏡や壁を使って腰の状態を調べよう! 反り腰を改善するための立ち方を学ぶ前に、まずは自分の反り腰のレベルをチェックしてみましょう。 体の横のラインを鏡に向けた状態で、鏡の前に立って腰が反っているかどうかを確かめてみるのも良いでしょう。 ただ、鏡で見ただけでは分からない場合には、壁を使ってみるとより分かりやすくなります。 体の力を抜いた状態で、後頭部から踵までの体の後ろ側のラインを壁にくっつけてみます。 この時に、腰と壁の間に隙間が大きくできているほど、酷い反り腰だと言うことになります。 壁を使って正常な立ち方を把握しよう! 反り腰を改善するための正しい立ち方を把握するには、反り腰かどうかをチェックした時と同じように壁を使うと便利です。 後頭部から踵までの後ろのラインを壁に付けて、お腹を意識しながら腰を壁にくっつけてください。 これが反り腰になっていない状態の正しい立ち方ですので、しっかりと体に定着させておきましょう。 壁を使って立ちながらエクササイズ 壁を使って反り腰でない正常な立ち方を把握したら、このままエクササイズを行いましょう。 まずは、お尻から踵までのラインを壁に付けて、軽く前屈みになってお腹を凹ませながら腰を壁に近付けていきます。 そして、お腹を凹ませたまま、腰よりも若干上辺りを軸にして、前屈みにした体を少しずつ起こしながら壁に近付けていきます。 背中から後頭部まで全て壁にくっつけたら、体を楽にしましょう。 また、このまま息を吸って、息をゆっくり吐きながらお腹を凹ませて1分ほどキープするのも、反り腰の改善に効果的です。 ボールを太ももに挟むエクササイズ 反り腰を改善するための立ち方を実践しているだけでは、対策としてあまり実感がわかないかも知れません。 こんな時には、ボールを太ももに挟むエクササイズを実践してみるのがお勧めです。 まずは、両脚の太ももでボールを挟んで、背筋は真っ直ぐに伸ばした状態で立ってください。 そして、このまま腰をゆっくり前、後ろと交互に出していくだけです。 このエクササイズはO脚の改善にも効果が期待できますので、反り腰と同時にO脚の悩みを抱えている場合には一石二鳥です。 まとめ 反り腰を改善して正しい立ち方ができるようになるためには、まずは自分の腰がどの程度反っているのかを知った方が良いでしょう。 そして、壁を使った状態で正常な立ち方を知ったら、立った状態でできるエクササイズを実践してみましょう。 エクササイズは体の後ろ側を壁に付けて、お腹を凹ませた状態でキープするだけでも効果的です。 あるいは、もっと分かりやすいエクササイズだと、太ももにボールを挟んで腰を前後に動かすエクササイズもお勧めです。
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