重いものを急に持ち上げたら、腰や背中がギクっとなった経験はあるでしょうか。 ギックリ腰というものはよく知られていますが、ギックリ背中というのも存在していて、同じような場所なので痛みが出た時には背中なのか腰なのか分かりにくい部分です。 しかし実はギックリ腰よりも、ギックリ背中のほうが痛みが起きる場所が大きいので、余計に治りにくく、つらい症状が続くこともあるのです。 ぎっくり腰になったら気を付けること 自宅でできるギックリ背中の対処法の大前提は、まず安静にすることです。 とにかく動かさずに、じっとしていましょう。ギックリ背中が起こったばかりのときは、動かすとその後の痛みが長引いてしまいます。と言っても、ほとんどの人がギックリ背中になると動くことができなくなりますので、周りの人がぎっくり背中になったときには、無理に動かさないように気をつけてください。 具体的な対処法は?? 具体的な対処方法としては、まず患部を冷やしてください。 痛みは筋肉の炎症で起きている場合がほとんどなので、血管を収縮させましょう。温めると血管が拡張しますので、より痛みがひどくなります。 アイシングをする、冷シップを貼るなどして、できるだけ長い時間冷やすようにして、痛みがひいたら今度は患部を温めることで筋肉の緊張をほぐします。 湿布薬の選び方 どんな湿布を選べばいいのだろう・・・そう悩んだ方は、こちらの動画でドラッグストアの方が湿布の選び方の紹介をしているので、参考にしてみてくださいね。 痛みがひどいときは〇〇を使う あまりにも痛みがひどい場合は、消炎鎮痛剤と呼ばれる痛み止めを服用して、少しでも痛みを和らげるようにしましょう。 シップにも消炎鎮痛剤が含まれるものがあるため、薬を飲むのに抵抗がある場合は、外用薬であるシップを使用することがおすすめです。 炎症が治まるまでは、とにかく無理をしないようにすることが大切になり、動かして筋力をつければ治ると思っている人が意外と多いのですが、筋肉が炎症している状態では動かしても意味がありません。余計に炎症が広がってしまいますので注意しましょう。 炎症がおさまってきたらやるといいこと 炎症が治まってきてだんだんと動かせるようになってきたら、ストレッチをして本格的に筋肉の緊張をほぐしてください。 いつまでも筋肉が緊張したままの状態が続いていると、ギックリ背中が治りにくくなってしまいます。しばらく安静にしていると血流も悪くなってくるので、無理せずゆっくり、筋肉を曲げ伸ばししていくように動かしていきましょう。 血流が悪いままだと、せっかく治ってもまたふとした時にギックリ背中になってしまいます。 ギックリ背中はギックリ腰と同様に一度発生すると繰り返す人も多いようです。これから何度もギックリ背中に悩まされることのないよう、治った後には適度に筋肉をほぐして予防も行なってください。 治療家がすすめるセルフケア 【生野区鶴橋の整体】ぎっくり背中のストレッチ ぎっくり背中に効くセルフマッサージ「和歌山の整体 廣井整体院」
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