「骨盤矯正には座り方が重要だ。」と言われても、常に正しい座り方を意識して座っていることはとても難しいものです。 長時間座っている場合、時間の経過とともに姿勢がどんどん崩れてしまうことが多いです。 では、正しく座るためには、何かコツがあるのでしょうか。 正しい座り方を知るところからスタート! 骨盤矯正に良い正しい座り方を心掛けようと思うのであれば、正しい座り方をきちんと理解するところから始める必要があります。 椅子を使った時の正しい座り方は、まずはできるだけ背中を背もたれに近付けるべく、深めに椅子に座りましょう。 そして、背中は背筋を天井に向かって真っ直ぐ伸ばし、膝の位置は腰の高さよりも低い位置に来るようにします。 横から自分の体のラインを見た時に、背中だけではなく、骨盤も地面に対して垂直になっていれば問題ありません。 左右のバランスが悪くなりそうな姿勢は、左右交互に行うこと! 脚を組んだり横座りをしたりなどの左右のバランスの悪い姿勢は、決して良い座り方とは言えません。 ただ、どうしても癖で足を組んだり、足のラインを綺麗に見せるために横座りをすることもあるでしょう。 こんな時には、片脚だけ組んだり、横座りを行うのは避けましょう。 左右のバランスを整えるために、左右交互に脚を組んだり横座りをしたりしましょう。 背骨はS字で緩やかなカーブを描いている! 良い座り方が、背骨が真っ直ぐピンと伸びた姿勢だと思っている人は多いでしょう。 しかし、本当に正しい姿勢だと、背骨が真っ直ぐではなく、S字で緩やかなカーブを描いているのです。 ですので、背骨を真っ直ぐ伸ばそうとして、一生懸命に胸を張ろうとしても正しい姿勢にはならないのです。 鏡で横姿を見た時に肩と耳が直線で結ぶことができる姿勢、骨盤で上半身の重みを支えているかのような感覚を意識しましょう。 腰を立たせることを意識してみよう! 良い正しい座り方を体に覚えさせるためには、一旦正座をしてみると良いでしょう。 正座は、もっとも腰に負担がかかりにくい座り方だと言われています。 実際にやってみると、自然に骨盤が立って上半身が安定しやすくなります。 椅子に座った時も、この正座をした時の骨盤が立った状態を意識してみると良いでしょう まとめ 骨盤矯正に良い座り方をマスターするためには、正しい姿勢を頭の中でイメージすることが大切です。 正しい座り方は、まずは深めに腰掛けて背筋を天井に向かって真っ直ぐ伸ばし、膝が腰の高さよりも低い位置になるような座り方です。 さらに、背骨がS字カーブになること、腰を立たせることも意識してみると、正しい座り方をしやすくなります。
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