よく「自分はo脚だ。」と言う人がいますが、o脚とはどういう脚なのか分かりますか。 見た目では何となく分かっていても、具体的には脚で何が起こっているのかまでは、分からない人が多いのではないでしょうか。 では、o脚とは一体どういう脚なのか、どういう原因でo脚になるのか、見ていきましょう。 o脚とは両脚が外側に向かって変形したもの 両膝同士、さらには両脚同士が離れて大きくて丸くい隙間が空き、脚が英語のoの字の形になる脚の人を見たことはありませんか。 具体的には、o脚とは両脚が外側方向に変形することで、両脚の間に大きな隙間が空いて両脚のラインがo字型になる脚のことを言います。 o脚はむくみや疲れに原因にも! o脚とはただ脚の形だけで、特に害は無いものだと思っていませんか。 しかし、通常であれば、真っ直ぐの状態であるはずの脚が歪んでいると言うことですので、何らかの悪影響に繋がってもおかしくありません。 まず、o脚になった状態は脚の骨や筋肉の柔軟性が無くなった状態でもあり、足から心臓に向かう血液の流れが悪くなる傾向があります。 つまり、末端の血液を心臓に押し戻す力が低下するため、脚に老廃物が蓄積しやすく、むくみの原因になります。 血行が悪くなる分、疲労物質も蓄積しやすく、首や肩、腰などが疲れてコリやすくもなります。 o脚は座る時の脚の癖が原因! 「ただ座っているだけなら、o脚とはならないのでは?」と思ったら大間違いです。 座っている時に正しい姿勢をずっと心掛けていることは難しく、ついつい自己流の悪い癖の入った座り方をしてしまう人は多いでしょう。 例えば、内股にして、膝上をくっつけて膝下を開く座り方をしていませんか。 脚は開いているはずなのに両足首を交差させたり、絡ませたりなどの座り方をしていませんか。 これらの座り方はo脚の原因となりますので、思い当たる人はすぐにでも直しましょう。 内ももの筋肉を意識して座ること o脚にならないようにするためには、日常的に正しい座り方を心掛けることです。 正しい座り方としては、太ももの筋肉を常に意識しながら、両足の踵同士をくっ付けて脚を閉じた状態で座ることです。 ここで、「膝をずっとくっ付けているのは無理。」と言う場合には、膝に紙を挟んでおくと膝を意識しやすくなります。 また、座った時に、太ももと背中の角度、ふくらはぎと太ももの角度が直角になっていることも確認してください。 まとめ o脚とは両脚の変形によって起こるもので、悪化するとむくみや疲れを引き起こす原因になります。 ただ、o脚のそもそもの原因は悪い座り方にあり、内股座りや両足を交差させる座り方などを改善すれば、o脚を改善することも可能です。 正しくは、太ももと背中の角度、ふくらはぎと太ももの角度を直角にして、太ももの筋肉を意識しながら両脚をくっ付けることです。
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