反り腰で痛いと感じた時には、何もしないでじっとしていたい気分になるかも知れません。 しかし、反り腰は日常的な習慣が原因でなるもので、何もしなければ根本から改善することは難しいでしょう。 今回は、反り腰で痛い時に、無理なく実践しやすい改善法をご紹介しましょう。 体幹トレーニングでインナーマッスルを強化する 反り腰で痛い時には、インナーマッスルを強化する体幹トレーニングを実践してみましょう。 まずは、立った状態から右足を一歩前に出して左膝を床に付き、どちらの膝も直角に曲げます。 そして、背筋は真っ直ぐ伸ばして、両手の手の平を合わせ、前に伸ばし、右足に体重を乗せます。 この時、伸ばした腕は床と平行になります。 さらに、前に伸ばした両手を天井に向かった上げて、同時に顔も上を向いて5秒キープしてください。 この時、腕は床と垂直になります。 このトレーニングを5回繰り返したら、足を入れ替えた状態でも同じように5回実践してみましょう。 壁に腰を押し付ける体操も効果的! 反り腰で痛いと感じた時にお勧めの改善法に、壁に腰を押し付ける体操があります。 やり方としては、まずは後頭部から踵までの体の後ろのラインを壁にくっつけてください。 すると、反り腰の場合には腰が壁から離れて隙間ができるのですが、この隙間をできるだけ無くすように腰をぴったりと壁に付けましょう。 そして、腰が壁にくっついた状態で10秒キープするのを、3回実践してみましょう。 ヤンキー座りで腰の筋肉を柔らかくするのも効果的! 反り腰で痛いだけでなく、筋トレを実践してもなかなか効果に繋がらないと言う人はいませんか。 こんな人はヤンキー座りで腰の筋肉を柔らかくしてから、筋トレに励むのが効果的です。 正しいヤンキー座りの方法ですが、足の裏全体は床に付けた状態で、股を大きく開いて深めに腰を落として座りましょう。 あとは、このまま30秒キープするだけです。 恥骨を前に出す筋トレも効果的! 単なる腹筋だけでは、反り腰によって起こっている骨盤の前傾が解決できないかも知れません。 こんな時には、恥骨を前に出す筋トレを実践してみましょう。 具体的なやり方としては、まずは左右の足を半歩ずつ開いて、両手の平を壁に付けてください。 そして、腹筋に力を入れてお尻をキュッと引き締め、恥骨を前に押し出すことを意識して12秒キープしましょう。 この筋トレを3セット繰り返してみてください。 まとめ 反り腰で痛いと感じた時には何もせずに改善を待つのではなく、簡単な筋トレや体操を実践してみると良いでしょう。 反り腰の改善に効果的な筋トレや体操には、まずはインナーマッスルを強化する体幹トレーニング、壁に腰を押し付ける体操、恥骨を前に出す筋トレなどがあります。 ただ、これらの方法をやみくもに実践しても、骨盤が前傾して腰が硬くなっていると効果に繋がらないことがあります。 こんな時にはヤンキー座りで腰の筋肉を柔らかくしてから、筋トレを実践してみると良いでしょう。
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