「寝違えを改善するために効果がありそうな対処法を試しているのに、痛みが続く。」そんなお悩みはありませんか? 痛みが全く改善していないのであれば、皆さんが実践している対処法はよくないのかもしれません。 あるいは、知らず知らずのうちに、悪化させるような行動をしてしまっている可能性もあります。 では、寝違えによる痛みが続くときに注意すべき点などをみていきましょう。 寝違えは3日以内に治ることが多い! 寝違えによる痛みがどのくらい続くかには個人差があり、一概に何日とは言えません。 しかし、大抵は何も対処しなくても、3日以内に治ることが多いです。 これ以上長引く場合には、もちろん寝違えが重症だったことも考えられるのですが、間違った対処で症状を悪化させている可能性もあります。 特に痛みがだんだん酷くなっている場合には、後者の可能性が高いです。 首を温めたりマッサージしたりは危険! 寝違えによる痛みが長く続く場合には、首を温めたりマッサージをしたりなどの誤った対処法に原因がある場合も考えられます。 寝違えで痛みが起こるのには炎症が関係しており、温めたりマッサージをしたりなどで血行を良くすると、炎症を拡大してしまいます。 また、温めるつもりが無くても、入浴や軽い運動で患部が温まってしまうこともあるでしょう。 もちろん、炎症が酷い数日間の間は、入浴はシャワーのみにして運動を控えるといいでしょう。 アルコールの摂取も控えること 寝違えによる痛みが続く場合には、アルコールの摂取も控えた方が良いとされています。 ここで、「アルコールは寝違えとは関係ないのでは?」と思うかも知れません。 実は、ある病院では、「飲み会の多いシーズンになるたびに、寝違えの患者さんが増える。」と言う医者がいるようです。 泥酔して寝ると、寝返りをせず無理な体勢のまま寝てしまうことが多いためだと考えられます。 また、炎症が起こっている時にアルコールが入ると、血行が良くなって炎症が拡大することもあります。 冷やして安静にする基本の対処法に戻ろう! 寝違えによる痛みが続く人で、間違った習慣、対処などをしてきた人は、もう一度原点に戻りましょう。 そもそも、寝違えによる痛みは、血液が患部に集中して炎症が起こることによるものです。 ここで、温めたり血行を良くしては、ますます患部に血液が集中して炎症が悪化します。 炎症による痛みがある間は、患部を冷やして安静にして炎症を落ち着かせるケアが基本です。 まとめ 3日以内で治まることが多い寝違えによる痛みが続くのは、寝違えの重症、誤った対処法などに原因が考えられます。 まずは、炎症している患部を温めたり、マッサージをしたりするのは止めましょう。 アルコールの摂取も血行を良くして炎症を悪化させる原因になりますので、炎症の起こっている間だけでもアルコールは控えましょう。 患部を冷やして安静に過ごすと、血液の集中を解いて炎症が落ち着きやすくなります。
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