「寝違えを予防するためには、正しい寝方をする必要がある。」 こんな風に言われても、「正しい寝方って何だろう?」と首をかしげてしまう人は多いでしょう。 今回は、寝違えになりにくい正しい寝方について見ていきましょう。 正しい寝方以前に自分に合った寝具を用意すること せっかく正しい寝方ができていても、寝具が合っていなければ寝違えを予防することは難しいです。 そこで、正しい寝方を知る前に、まずは寝具が自分に合っているかを再チェックしましょう。 敷布団が硬すぎて寝た瞬間に苦痛を感じたり、逆に柔らかすぎて体が沈み込んで寝返りがしにくかったりしませんか。 枕の硬さや高さが合っていなくて、首が苦しかったり、朝起きた時に首の痛みを感じませんか。 このような場合は、寝具を選び直してみましょう。 うつ伏せ寝は避けるべき! 寝る時はうつ伏せが寝やすいと言う人も多いのですが、うつ伏せは決して正しい寝方ではありません。 うつ伏せで寝ると体を自由に動かすことができず、一部分に圧がかかって負担がかかりやすくなります。 さらに、うつ伏せ寝の時には、呼吸をしやすくするために、下を向いた状態で首を左右のどちらかに曲げることが多いでしょう。 この無理な姿勢を6時間ほどの睡眠中にずっと続けていれば、翌朝目が覚めた時に寝違えるのも無理はありません。 横向きも体の片側に負担がかかりやすい! 「うつ伏せ寝を避ければ、どの寝方も正しい寝方!」と思っていませんか。 一見横向きには何の害もなさそうな感じがしますが、実は横向きで寝ることが多い人にも寝違えを繰り返しがちな人が多いのです。 もちろん、うつ伏せよりはいいですが、横向きは体の片側を下にして、左右対称な姿勢ではありません。 ですので、体の片側に負担がかかって、朝起きた時に寝違えていることもあるのです。 睡眠中に柔軟に寝返りができていればまだ良いとして、そうでない場合には同じ姿勢で余計に片側に負担がかかりやすくなります。 左右バランスの良い仰向けが正しい寝方 寝返りになりにくい正しい寝方は仰向けですが、仰向けであればどういう寝方でも良いと言う訳ではありません。 さすがに、左右のバランスが崩れた寝方になってしまっては、仰向けの意味がありません。 そこで、目指したい寝方は、整列している時のように真っ直ぐ立っている姿勢をイメージしつつ、仰向けになることです。 一部分に負担がかかりすぎないよう、全身にバランス良く負担を逃すことができれば、寝違えを防ぎやすくなります。 まとめ 寝違えにならないためには、自分に合った体に負担のかかりにくい寝具を選ぶことと同時に、正しい寝方をすることが大切です。 体に負担をかけにくい寝方としては、まずは体を自由に動かしにくい、うつ伏せ寝は避けた方が良いでしょう。 真っ直ぐ仰向けに寝ると、左右のバランスが良く一か所だけに負担がかかるようなことを減らすことができるでしょう。
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