日本人の多くが猫背です。体の柔軟性は寿命にも関わるようで、筋肉が柔軟であれば血行も良くなり体への栄養も運ばれやすくなります。何だか不調が続いて疲れが取れないのは、背骨が歪んでいるからかも知れません。 自分では気づかない背骨の歪み 猫背は昔から気になっているけどなかなか直せない…そういう方も多いのではないでしょうか。 しかし猫背のままだと、背骨は歪んでいってしまいます。疲れが取れない、肩こりが治らないのは背骨が歪んでいることが原因の1つだと考えられます。 冷えや肥満も背骨の歪みにより内臓が正しい位置にないからとも言われています。背骨が曲がったままでは、どんなに健康に気をつけていても病気になってしまいます。大切なのは、歪みを直して健康的な生活習慣を送ること。先ずは、自分の体と向き合ってみましょう。 こんな癖ありませんか? パソコンやスマホで背中が丸くなる、椅子では足を組んで座る、頬杖をつく癖がある。これらは無意識にやってしまいますが、体が覚えてしまうと歪みに繋がります。肩こりや首こりが現れてから、整体やマッサージをしても直ぐに戻ってしまうのです。 自分では気付かない部分が凝っていたり、何かの弾みで痛みを感じる。それは背骨の歪みが原因となっているケースが非常に高いです。普段から意識をする事やストレッチで歪みを直していく事が健康な体つくりには大切な事です。面倒だからと先伸ばしにすると、さらに歪んで腰の曲がった体に将来なってしまいます。早期にストレッチ等で、正しい背骨を取り戻す事が大切と言えるでしょう。 即効!簡単にストレッチ ちょっとした合間に出来るストレッチで背骨を意識すれば、筋肉も伸びてイキイキします。体が硬くても出来る簡単ストレッチを紹介します。 ・壁に向かって真っ直ぐに立ち、足は肩幅に開きます。両手は壁に付けたら息を吐きながらカラダを前に倒します。腰の高さまでグッと体を伸ばして首から背中をストレッチしてください。肩こりの改善にも効果的ですよ。 ・椅子に座り、背筋を伸ばしたら腕を真っ直ぐに伸ばします。立って出来る環境なら立ってもOK。息を吸いながら耳の横から腕を真っ直ぐに伸ばし、吐きながら腕を曲げて下ろします。肩甲骨を意識して内側に入れるようにすると効果も高いです。 ・床にうつ伏せになったら肘を肩の下につけます。手のひらは床につけたまま上半身を捻るように左右にゆっくり捻ります。体が伸びているのを意識してやると背骨が伸びるのが解ります。最後は猫のように背中を丸くしてストレッチして筋肉をやわらげます。 まとめ 簡単な事ですが、やると「体がカチカチに固まっている」事がわかるはずです。伸ばしてみないと、どれだけ体が硬いのかも解らないもの。まずは自分の普段の生活で出来ることで背骨を矯正していきましょう。
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