はじめまして!千葉にあるアトピー治療専門「鍼灸・整体 宗気堂」院長の八木沼です。 今回のコラムはアトピーの原因について投稿させていただきます。 皆さんアトピーの原因は不明と思っている方が多いですね。 アトピーという言葉自体が「わけがわからない」という意味になっているので不明になってしまうわけですが。しかし必ず原因がありますので、これらを今回は紐解いていきたいと思います。 アトピーはアレルギー反応じゃない!皮膚の保護膜が壊れることが原因です アトピーはアレルギー症状の1つと言われていますが、実はアレルギーが原因ではありません。 ちなみにアレルギーは、体に入ってきた抗原(異物)に対して、体の抗体が反応して抗原抗体反応を起こし、肥満細胞がヒスタミンという物質を出してアレルギー症状がでます。 アトピー体質の方というのは、実はアレルギーではなく、皮膚の保護膜が壊れやすくなっていて、二次的に異物に対してアレルギー反応をしていると言うのが正しい状態です。 保護膜が壊れやすい原因が、イコールアトピーの原因になるのです。 アトピーは酸化が原因!?活性酸素が発生する仕組み では、いったいなぜ保護膜が壊れやすくなってしまうのでしょうか。 理由は体の「酸化」にあります。 酸化とは、物質と酸素が結合する化学反応のことです。 人間の体以外にも、飲食物が劣化するのも酸化のせいですし、鉄が錆びるのも酸化が原因です。 しかし、人間が生きていくには酸素は必要ですよね。呼吸によって取り入れた酸素は、体の中で栄養素と結びついてエネルギーに変わります。 しかし、このエネルギーに変えるときに、体の中で化学反応が起こり、「活性酸素」が発生するのです。この活性酸素が体の細胞膜を酸化させてしまいます。 活性酸素を減らしてアトピーを改善しよう! アトピーの原因となる活性酸素ですが、この活性酸素が増えすぎない様にするには、いったいどうしたらいいのでしょうか。 大切なのは、食事に気をつけること。 特に糖質と脂質を食事の中で摂りすぎないようにしてみてください。 糖質と脂質は、体の中でエネルギーに変わるときに、活性酸素を出してしまいます。 また、食事のほかにも、ストレスや無酸素運動、紫外線や大気汚染、排気ガス・タバコ・合成界面活性剤・食品添加物・残留農薬など、様々なものから「活性酸素」が発生しますので、日々の生活習慣のなかで、できるだけ活性酸素が出ない生活をすることで、アトピーが改善していくのです。 まとめ さて、いかがでしたでしょうか。 アトピーの原因は、「活性酸素による体の酸化」です。 食事などを気を付けることで、活性酸素が出にくい生活をすることでアトピーは改善していくのですが、日々の習慣を急には変えられない人も多いですよね。 そんな時は、ご近所に体のことを何でも話せる医療アドバイザーを見つけてみてください。 ステロイドなどの対症療法的な治療ではなく、アトピーになる根本的な原因から改善することで、以前の様なみずみずしい皮膚を取り戻していきましょう! 筆者プロフィール 八木沼 良夫 (やぎぬま よしお) 鍼灸・整体・宗気堂院長 鍼灸の国家資格を有するこの道30年の私が、都内からもアクセスのよい千葉県市川市でアトピーに専門特化した施術を行っています。 実は私も以前、体が熱くなると、かゆくなる経験をしたことがありますので、アトピーのかゆみの辛さは理解できます。 鍼灸でアトピーが改善する理由は、鍼灸で体質改善をして免疫力をあげることによって、体に溜まった毒素の排泄を促して、皮膚のターンオーバーを正常化することができるからです。 ステロイドや保湿剤に頼らないアトピー改善法やアトピー体質にならない予防法を発信していきますので、よろしくお願いします。
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筆者プロフィール
八木沼 良夫 (やぎぬま よしお)
鍼灸・整体・宗気堂院長
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