はじめまして!代々木で小顔整体と小顔整体のスクールを運営している治療家 松井です。 芸能人やモデルさんや女優さんなども来院し、私の考えた小顔整体は300名以上のプロの治療家が受講して全国で発展しております。 また、日本顔学会にも所属しており、日々顔に対する研究はおこたっておりません。 今回は、私が10年以上にわたり、顔の研究をしているうちに発見した、小顔と顔のウソみたいなホントの話をお届けしたいと思います! 腸の調子を整えることで、顔のむくみがスッキリ取れる! 突然ですが、あなたは顔が腸からできたことをご存知でしょうか? これは解剖学者であり、日本を代表する発生学者「故:三木成夫先生」が提唱した事実です。 顔は内臓筋に由来し、腸の筋肉が目鼻をつけて、あたかも脱肛のように外界に露出したものなのです。 昔のお医者さんは顔色をよく観察することで内臓の状態を把握していましたが、顔の由来を知れば納得ですね。 例えば、私の患者さんにどこに行ってもなかなか顔のむくみが取れない方がいましたが、「便秘気味で腸の具合が悪いでしょ?」と聞くと、その通りだとうなずきます。 お腹を調整し、腸の動きを良くしてから顔を触ったところ、簡単に顔のむくみが取れてしまいました。 これも、顔の由来を知っていたからできたことです。 もし、あなたの顔がむくんでいてスッキリしない場合、もしかしたら腸がスッキリしていないからかもしれませんね。 「鮫肌起源説」を知っていますか?ヒト歯の由来はウロコです 次は、小顔になるため顎のラインをシャープにしたり、ほうれい線を解消するための方法です。 これは口元を調整するのですが、この口周りや口の中のことを口腔といいます。 口腔といえば歯をイメージしますが、ヒトの歯はどのようにして生まれたか知っていますでしょうか? 諸説ありますが、1番古い説では「鮫肌起源説」というものがあります。 これはサメのウロコの発生の様子が、ヒトの歯の発生と相似性があるため、歯はサメのウロコに由来したものという、目からウロコの説です。 サメの先祖は無顎類という歯がない生き物でした。 この無顎類のウロコは、現在の我々の歯と同じ象牙質からできており、その外皮が口の中に分布して歯として大きくなったというのです。 体の外のウロコが口の中と繋がっている。 つまり、体の中と外は繋がっているのです。 では、繋げているのは何か?それは筋膜です。 「筋膜」の調整で小顔になる?ふくらはぎで目がぱっちり開きます 最後に、体の中と外が何でつながっているのかを解説していきます。 ポイントは「筋膜」。 あなたは「筋膜」という部分をご存知でしょうか? 「筋膜」は、体の筋肉を包んでいる伸縮性のある袋のことです。 関係する筋肉同士をつなげて、頭からつま先への直線的な流れ、脇腹を通るらせん状の流れ、肩から指先の流れなど、いろいろな体の流れを組織しています。 そして、同じ流れの内にある筋肉同士が連動して動けるよう、異なる流れにある筋肉と区分けしているのです。 ちょうどオレンジの果実を包んでいる袋や、つなぎソーセージのような感じですね。 例えば、目をぱっちりと開くために使われる「前頭筋」と、背骨の両サイドを通る「脊柱起立筋」、脚のハムストリングとふくらはぎ、これらは同じ筋膜の流れです。 一カ所が固まってしまうと、同じ流れの筋膜を引っぱってしまうので、ふくらはぎの緊張が頭部の筋膜を引っぱって、目を開きにくくしているのです。 実際、ふくらはぎを触っただけで目がパッチリ開いた患者さんは、非常に驚いておりました。 人だけでなく、生物に共通している発生学をヒントに調整をおこなうと様々な発見があり、治療が楽しくなりますね。 患者さんを喜ばせるテクニックは、喜びながら学ぶテクニックにあるのではないでしょうか。 今回お伝えした話は、はじめて聞くないようばかりだったと思います。ウソのようでホントな顔の話。 すこしでもあなたが小顔に近づくヒントになれば幸いです!。 筆者プロフィール 松井 真一郎 松井バランス研究所院長 代々木の駅前で開業。一般に来院する患者以外にも、 過去にK-1選手(ボブ・サップ選手や武蔵選手など多数)やプロ野球選手、 大相撲力士等のスポーツ関係者の治療、試合直前のコンディショニング調整を行う。 俳優、モデル、歌手など多くの芸能界関係者の治療や小顔調整、 舞台直前直後の舞台裏でのコンディショニング調整なども行っている。
筆者プロフィール
松井 真一郎
松井バランス研究所院長
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