こんにちはPNF Balance Studioの宮本です。 前回の半身浴に続いて全身浴をご紹介します。 半身浴に比べると知らない方もいらっしゃるかと思いますが、短い時間でも効果を得られるのでライフスタイルによって使い分けると良いと思います。 ダイエット効果もある全身浴 熱めのお湯に肩までつかる事で、水圧がかかり血行が促進されます。 熱刺激により交感神経が働き血管が収縮運動をおこします。 すると心臓は血液を押し出そうとして激しく働いて、そのため新陳代謝が促されカロリー消費量が増えます。 全身浴の効果 ・代謝のアップ ・冷え症改善 ・肩こり解消 ・筋疲労の回復 ダイエット効果が高いですが、それだけ体への負担も大きいので高齢者や妊娠中の方は注意しましょう。 温度設定 一番効果があがる温度は42度とされています。 43度以上になると防御反応として痛みを感じてしまいます、そのため高温浴(42~45℃)に設定するといいでしょう。 入浴効果を高めるコツ ・好きな音楽を流す ・入浴剤やアロマオイルを入れる ・塩を入れると血流が促進される ・入浴前にお水を飲む ・入浴中も水分補給する 入浴効果が高い時間は3分 3分を過ぎたころから、収縮していた血管が熱を発散するため反対に拡張しはじめます。 すると、心臓は無理に血液を押し出さなくなり、新陳代謝が滞りカロリーを消費しなくなっていきます。 5分休息で入浴前の状態に! でも、5分のインターバルを取る事で、また入浴前の状態に戻りカロリーを消費できる状態になります。 その間に体を洗ったり、頭を洗ったりなど工夫すると良いと思います。 例)湯船⇒髪を洗う⇒湯船⇒体を洗う⇒湯船 ※やりすぎると温泉で何度も入浴した後ダウンしてしまう「湯疲れ」と同じ状態になってしまいます。 ※入浴後は30分ほど休み、水やカロリーの低いスポーツドリンクで水分を補給しましょう! 熱い温度のお湯に入ると血管が収縮し、血圧があがって心臓に加わる負担が大きくなります。 高血圧症や心臓に持病を持つ人が熱い湯に入浴する時は注意が必要です。 また、入浴時間が長くなると体温の上昇が始まります。 すると、放熱のために血管の拡張がおこり、血圧が下がり脳や内臓の血液量が減少します。 低血圧の人は湯上りの立ちくらみを起こしやすいので気をつけましょう。 全身浴と前回の半身浴それぞれ上手く使い分けて、健康に過ごせるようお風呂ライフを楽しんで下さい。 大切な自分のカラダです。 しっかりメンテナンスをして大事につかいましょう。 筆者プロフィール 宮本 博之 PNF Balance Studio代表トレーナー トレーニング・フィットネス・カイロプラクティック・コンディショニングケアを専門学校で学び、整形外科リビリテーショントレーナーとして勤務。 その後、Tsuii式PNFテクニックの著者である辻亮氏監修のサロンアップコンディションにて勤務、大阪本町で実業団バスケ選手、K-1選手、調教師、チアリーダー、プロバレリーナなど様々な競技のケアを担当しつつ、一般のお客様を通じてダイエットや不妊など内面のケアも10年間学ぶ。 計16年間にわたるこれらの経験を活かし、2015年7月結果の出せるメンテナンススタジオとして大阪狭山市にPNFBarance Studio設立。
筆者プロフィール
宮本 博之
PNF Balance Studio代表トレーナー
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