はじめまして!川崎の「英気治療院」院長の阿部です。 春になると、はじめてスーツを着る新社会人が多くなる時期ですね。 フレッシュな新人が街にあふれていますが、そのスーツに頭皮のフケがついていては、せっかくの新しいスーツも台無しです。 頭をしっかりと洗っているのにもかかわらず、気づかないうちにフケがスーツに落ちてしまうことも・・・。 今回はそんな「頭皮から落ちるフケ」を予防する、今すぐできるカンタンな対策をお伝えしていきたいと思います。 頭蓋骨が膨らんでいる!?頭皮にフケが出る3つの理由 頭皮のフケは、古くなった皮膚がはがれ落ちたものです。 普段はチリのように目に見えないものですが、ボロボロと大きくはがれてフケと呼ばれる形になるには、3つの理由があることをご存知でしょうか? 1つ1つ解説していきたいと思います。 1.皮膚へ過剰な刺激 1つ目の理由は、皮膚へ過剰な刺激が加わっている時。 日焼けのように、皮膚に過剰な刺激が加わると、頭皮の生まれ変わりが活発になって、ボロボロと大きなフケとなって、古くなった皮膚が剥がれ落ちるのです。 2.頭皮の汚れ 2つ目の理由は、頭皮の汚れによるものです。 頭皮には皮脂の汚れがたまりやすく、それが頭皮と混ざることで塊を作り、頭からボロボロとはがれ落ちているのです。 3.皮膚が過敏になる 3つ目の理由は、頭蓋骨が膨らむことで、皮膚が刺激に過敏になっている場合です。 これは塩素のような、普段は感じることのないような刺激にまで、皮膚が過敏になっているケースです。 このように、頭皮のフケは皮膚の生まれ変わりに異常が生まれることで起こるものなのです。 ご紹介したように、頭皮のフケには原因が3つあるので、原因ごとに対処の仕方も変わります。 20代の新社会人によくある!ストレスによる頭皮のフケ 頭皮にフケが出るのは、年齢を重ねてからだと思っていませんか? 実は、20代の新社会人にも頭皮のフケは出てきます。 フケが出ていると、不潔にしているからでは・・・と思われがちですが、実は頭皮のスカルプケアを十分にしていたとしても、頭皮にフケが出てしまうことが良くあるのです。 頭皮を清潔に保っていてもフケが出る理由は、仕事や新しい環境のストレスによって頭皮が過敏になってしまうからです。 ストレスがたまることで、脳に負荷がかかり炎症が起こります。 炎症が起こると、体の水分が脳に集まり、炎症を抑えようとします。 そのため、頭が膨らんでしまうのです。 脳が風船のように膨らむと、頭蓋骨も同時に膨らんでいき、頭蓋骨の表面を覆う頭皮が、刺激に対して敏感になっていきます。 このように、脳へ負担をかけることで頭蓋骨が膨らんで敏感な頭皮になってフケが出てきます。 社会人になると様々なストレスを受けます。 ストレスが脳へ負担をかけ、知らぬ間に頭皮のフケが出やすい体を作っていくのです。 今スグ実践できる「3つのフケ対策」 「頭皮にフケが出る仕組みはわかった。じゃあ、いったいどうしたら頭皮のフケを予防できるの?」 そんな声におこたえするために、今すぐカンタンにできる頭皮のフケを予防する3つの対策をお伝えしていきたいと思います。 ただし、ご紹介する対策を行う前に、頭皮を清潔にすることや、紫外線対策はしておいてくださいね。 さて、頭皮のフケを予防する3つの対策ですが、まずは人間の頭蓋骨は脳を守る液体で満たされていることを知っておきましょう。 この液体のめぐりを良くすることで、頭は小さくなっていきます。 清潔にしてもフケが出てしまう敏感な頭皮には、この液体のめぐりを良くしていくことで、フケを予防できるのです。 1.入浴 1つ目のフケ対策は「入浴」です。 ゆっくりとお風呂に入ることがオススメです。 リラックスもでき、脳を守る液体のめぐりもよくなります。 2.運動 2つ目のフケ対策は「適度な運動」です。体のむくみや疲労は体液のめぐりを悪くするだけでなく、脳の活力も奪っていきます。 スポーツではなく、通勤を自転車から徒歩に置き換えるなど、無理にない範囲がよいでしょう。 3.睡眠 3つ目のフケ対策は「十分な睡眠」です。 睡眠を取ることで、自律神経のリズムが整います。 このようにして脳を守る液体のめぐりを良くすることで、頭蓋骨も小さくなっていき、敏感な頭皮は改善されてフケが出にくい体を作っていくのです。 まとめ さて、いかがでしたでしょうか?頭皮のフケは、「皮膚への過剰な刺激」「頭皮の汚れ」「頭蓋骨の膨らみ」という3つの原因で起こっています。 頭皮を清潔にしても、紫外線対策をしても、なかなか解決できない頭皮のフケは、頭蓋骨に問題が潜んでいるケースが多いのです。 今回は3つの方法でフケを改善できる事をご紹介させていただきました。 入浴、運動、睡眠によって脳の中にある液体のめぐりをよくして、嫌なフケを改善していきましょう。 この3つの対策を行うことで、頭蓋骨は小さくなり、敏感な頭皮は改善されます。 今回ご紹介した3つの対策は、日常生活に取り入れやすいものばかり。ぜひ今日から試してみてくださいね! 筆者プロフィール 阿部 英雄(あべ ひでお) 英気治療院院長 鍼灸マッサージ師の国家資格の資格を有する私が、医学博士・薬学博士にも支持されるアトピー整体で、アトピー専門の治療院を行なっております。 アトピーは、代謝の低下により毒素が蓄積にして起こります。体を 外側、中側、内側の3つの側面にアプローチして代謝を上げることで良くなります。私自身の肌荒れや家族のアトピーが、体やを整えることやセルフケアで肌が良くなった経験があります。 その経験をもとに、薬にだけ頼らず再発させない方法、ステロイドのやめ方など役立つ情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします。
4355
筆者プロフィール
阿部 英雄(あべ ひでお)
英気治療院院長
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします