仕事が終わるとへとへと・・・ 体力がなくて疲れやすい・・・ もっと充実した生活をしたいのにカラダがついていかない・・・ そんな悩みはありませんか? あれもやりたい!これもやりたい!と色々とアイディアは浮かぶのに、体力がないため仕事だけで精一杯だと、生活を充実したものにするのは難しいですよね。 実は筋力アップでこの体力がつくことを知っていますか? 今回は、筋力アップで誰でも簡単に疲れにくい体をつくる方法についてお話しをしていきたいと思います。 まずは、筋力アップがなぜ体力向上につながるのか、そちらの話からすすめていきたいと思います。 呼吸も消化も!あらゆる人の動作は筋肉が生み出している 人間の全ての動作は筋肉が生み出しています。立ったり座ったり姿勢を維持している時も、歩いたり走ったり意図してカラダを動かしている時ももちろん、呼吸をしたり食べた物を消化したり無意識に行っている働きも、全て筋肉が生み出しています。 心臓や胃などの内臓も全て筋肉で成っています。したがって、ダイエットで食事の回数を減らしたり、固形物を取らずにプロテインやスムージーなどで食事を済ませていると、内臓を動かす機会が減ったり、あまり動かさずに用を足してしまうため、内臓も弱くなってしまいます。 食事→エネルギー化→活動するため筋肉が動く 食事などで摂取したものをエネルギーとして使って、筋肉が動作を生み出します。車がガソリンで動いているように、人間も摂取したものをエネルギーとして使って動いています。 代謝を上げたいなら、筋肉を増やす 摂取したものをエネルギーにすることを代謝といいます。そしてこの代謝は活動している筋肉の量に比例します。 なぜ、筋肉の量に比例するかというと、筋肉が人の活動を生み出していて、その筋肉を動かす時にエネルギーが必要だからです。 つまり、筋トレで筋肉の量を増やしたり、普段使わず眠っている筋肉を起こしたりすることによって代謝を上げることが出来ます。摂取したものをどんどんエネルギーにするのが筋肉なのです。 この筋肉を増やすことが、体力向上、そして疲れにくい体づくりに繋がっていきます。 筋トレはだれでもできる!まずは階段を使うことから 筋トレで筋肉を増やしたり、普段使わない筋肉を起こしてあげたりすることが出来ます。 筋トレと聞くと、プロスポーツ選手が取り組んだり、筋肉を大きくするボディビルを思い浮かべたりして、取っ付きにくい物だと思うかも知れませんが、決して重たい重さを持って、ヘトヘトになるまで運動をすることだけが筋トレではありません。 普段エレベータばかり使っていた人が階段を使ったり、電車通勤されている人が一駅分歩いたりすることも立派な筋トレになります。いつもよりよくカラダを動かしたり、長い時間動かすことで、筋肉がパワーアップしたり、持久力が上がったりします。 疲れにくいカラダで生活をより充実したものに 筋トレで筋肉が付けば、エネルギーにする力が増えるので、生活に活力が湧いてきます。筋トレによって体力が付き、前までは仕事が終わると疲れて家に帰っていたのが、習い事や趣味に取り組むことが出来たり、週末はぐったりしていたのが、遊びに出掛けたり、家族と有意義に過したりと、活力が湧いてきます。 先ずは難しく考えず、日常生活でカラダを動かす機会を増やしてみてください。 筋膜ボディセラピー著者:大久保圭祐 出版社:三栄書房 筆者プロフィール 大久保圭祐 全米ストレングス&コンディショニング協会認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト 米国Rolf InstituteR卒業し、世界三大ボディワークのロルフィングRを修得する。トレーニングやエクササイズ、ランニング等の運動処方、ストレッチングや筋膜リリース等の手技を使って、クライアントの要望に応える。各種メディアにてボディメークの監修、セミナー講師、コラムの執筆など幅広く活躍中。
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筆者プロフィール
大久保圭祐
全米ストレングス&コンディショニング協会認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
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