走っている時に感じ始める膝の外側の痛み、そう、ランナー膝です。 ひどい時には歩くこともできず、辛いですよね。 インソールの使用でランナーズ膝が改善することを知っていましたか? ランナー膝で悩んでいる人は必見! ランナー膝のメカニズムとインソールとの関係を見て行きましょう。 ランナー膝のメカニズム ランナー膝とはランニング時の膝の痛みの総称ですが、主には膝の外側の腸脛靭帯の炎症のことを指します。 別名「腸脛靭帯炎」と呼ばれ、ランニング中に多い膝周辺の障害の一つです。 膝の外側にある腸脛靭帯と膝の外側の骨が、走る時の摩擦により炎症を起こし、痛みが発生します。 ですので、ランナー膝の痛みは膝の外側に発生します。 原因は、 ・筋力不足(初心者)や練習量が多い ・筋肉の柔軟性の不足(ウォーミングアップの不足・気温が低く筋肉が硬い) ・足の形の問題(O脚)や足の外側に体重がかかるフォームで走っている ・適切なシューズでない ・下り坂をたくさん走っている 等、様々ですが、実はもう一つ、あまり知られていない大きな原因があります。 あまり知られていない、ランナー膝の本当の原因 ランナー膝の本当の原因は「走る時に足首の関節(距骨関節)が内側に向き過ぎること(過回内)で膝に過度の負担がかかっていること」です。 走る時に足首が内側に向くことは衝撃を吸収する助けになります。 しかし、足首の過回内は膝の外側への負担を増やし、結果、腸脛靭帯にかかる負担が増え、ランナー膝が発症します。 つまり、この過回内を治さない限り、ランナー膝は発生してしまいます。 そして、現在、この過回内をサポートできるのはインソールしかありません。 インソールとランナー膝の関係 インソールとは靴の中敷きのことで、体のバランスを整え、衝撃を吸収・分散して膝や筋肉への負担を和らげます。 また、立体的に足のアーチをサポートし、筋肉を支えることで疲労を軽減し、ケガの予防にもなります。 ランナー膝改善のためには過回内を矯正する「矯正用インソール」が有効です。 この矯正用インソールは海外では一般的に使われているのですが、日本では認知度が低いのが現状です。 「ランナー膝改善にできることは全部やったのに、やっぱり痛くなる。」 そんな人は、足首の過回内を矯正する必要があるのかもしれません。 まとめ ランナー膝と、その心強い味方「インソール」との関係をご紹介しましたが、いかがでしたか? 休養やアイシングなどの対症療法も大事ですが、インソールの使用でランナー膝の根本的解決ができるかもしれません。 もちろん、トレーニングでの筋力アップやストレッチ、正しいフォームで走る等、ランナー膝の予防も忘れずに行い、楽しくランニング生活を続けていきましょう。
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