足がキンキンに冷たい、、、。 冷えすぎて眠れない夜もある。 毎日靴下は2枚履きという方は年々増えていると言います。 今回は、増加する冷え性の原因となる骨盤の歪みと冷え性、内臓の関係性について書いていきます。 冷え性は骨盤の歪みからくる!? 冷え性のひとつの原因として考えられる「骨盤の歪み」。 近年、骨盤が歪んでいる人が増えていると言われていますが、実は骨盤は歪んでいるから問題なのではなく身体に問題があるから歪みが出る場合が多いのです。 胃や膵臓・肝臓などの内臓が疲労して硬くなると、身体が重力に対して不安定な状態になってしまいます。それを安定させるために歪んだ姿勢を作って体はバランスをとろうとします。 こうなると重力に対しては安定していても身体は本来の機能を失うので、冷え性をはじめ、むくみや倦怠感、めまいやのぼせを起こしやすくなります。 骨盤の歪みと内臓の関係 内臓の疲労からくる歪み、またその症状には特徴があります。 詳しくみていきましょう。 肝臓の疲労が疲労している場合 歪みの特徴:右肩下がりになる(肝臓をかばう形で肋骨が下がるため) 症状の特徴:イライラしやすかったり怒鳴りやすくなる 腎臓に疲労が溜まって場合 歪みの特徴:下腹ポッコリ(疲労で背中が下に落ちるため) 症状の特徴:むくみや冷えが悪化しやすく髪にパサつきも出る 胃や、すい臓に疲労が溜まって場合 歪みの特徴:猫背(肩が内に入っていきやすくなるため) 症状の特徴:唇が荒れやすく口内炎や歯茎が痛みやすい 内臓はお互いに助け合っているので一つの臓器に疲労がたまっていれば、負の連鎖が始まり身体全体の歪みとなり冷え性などの症状を悪化させます。 大切なのは骨盤の歪みを整えると同時に内臓にも刺激を入れていくことです。 最後に内臓を整えて骨盤の歪みを改善する方法についてお話していきたいと思います。 冷え症を改善!骨盤と内臓を整える方法 冷え症を改善するためにぜひご紹介したい、骨盤と内臓を整える体操を2つご紹介していきたいと思います。 その1 1つ目は四股踏みです。 イメージはあると思いますがポイントは股を大きく開いてつま先と膝の向きを同じにします。 そして膝を90度まで曲げて膝に手を置きます。 その状態から軽く足を上げて足の裏全体で地面を踏み、その後に勢いのままに縦に骨盤を揺らしましょう。 内臓というのは横揺れより縦揺れの方が刺激が入りやすいので内臓の疲労回復には効果的です。 片方5回ずつやるだけでも結構疲れるのでやってみて下さい。 その2 もう一つの方法は全身を脱力して揺れるだけです。 骨盤回しは聞いたことがあると思いますが、そうではなく揺れるだけです。 足を肩幅に開いて立ち脱力した状態で揺れてみましょう。 身体は完全にリラックスした状態なら必要な方向に勝手に動きます。 それを利用して30秒から1分くらいただ揺れていると心も身体も整っていくように出来ています。 まとめ 冷えの原因は様々ですが夜眠れないほどの冷え性なら内臓にも問題がある可能性は高いです。 そんな人は精神的にも緊張が続き内臓に疲労が溜まっている事が多いです。 そんな時は身体を揺らしてみて下さい。 難しく考えず身体が揺れる方向に身を任せていると歪みも同時に整えられるのでお勧めです。 筋肉の疲労や固さが気になる人は四股踏みで整えれば内臓から元気になるので、ぜひやってみて下さい。 筆者プロフィール 福原 真一郎 ほのか整骨院 大阪府枚方市出身。整骨院・リラクゼーション・訪問マッサージの分野を経験し、今に至ります。 鍼灸師とあん摩マッサージ指圧師の資格を持ち、現在は東洋医学の五行色体表や相生・相克関係を応用した治療を行っています。 治療後にはストレッチや五行色体表を応用した食事指導、生活習慣のアドバイスも行います。
筆者プロフィール
福原 真一郎
ほのか整骨院
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