たまにだけどくらっと来る。 何となく、気分が優れない時は耳鳴りがする。 朝からだるさがあって辛い、、、。 こういった症状は見過ごされがちですが身体は異常を訴えています。 こちらでは見過ごされがちなホルモンの乱れと対処法について書いていきます。 原因不明の長い不調は「ホルモンの乱れ」の可能性がある ホルモンとは、身体のバランスをとるために作られている物質です。 人間の身体は、「速効性ですが、効き目の短い自律神経」と「遅効性ですが、効き目の長いホルモン」の二刀流で、身体のバランスをとっています。 ですので、ホルモンのバランスの乱れは長期になりやすく、どのような症状が表れるかは、人によって個人差があります。 ひどい人は本当につらい症状で悩まされるようですね。 熱っぽさを感じたり、体がだるさを感じたり等の症状から、耳鳴りやめまい等と実に様々な症状が現れます。 原因は分からない、でも不調が続く…という時には「ホルモンの調子が狂っているかもしれない」という可能性について考えてみるといいでしょう。 バランスの悪い食生活や、不規則な生活を続けているだけでもホルモンのバランスは崩れていくので、注意しましょう。 特に朝の目覚めの悪さや、日中に集中力が続かない人は乱れている事が多いようです。 ホルモンが崩れる原因はコレストロールに対する誤解にあり? ホルモンが崩れる最も多い原因、それはコレステロールに対する誤解です。 食事のコレステロールは減らした方が健康だと思っていませんか? 実は、コレステロールを減らす=健康という方程式は簡単には成り立たないのです。 その理由を説明しましょう。 コレステロールはホルモンの材料となっているため、コレステロールが不足すれば多くのホルモンが不足します。 ホルモンの材料となるコレステロールを食事で摂る量が減ると、それを補うために肝臓がコレステロール合成するようになります。しかし、肝臓でコレステロールを合成する際、活性酸素が大量に発生します。 活性酸素が大量に発生すると、血管を狭めます。 コレステロールが血液中の移動の際に、活性酸素とぶつかって、血管に沈着してし、移動できなくなってしまい、結果、血管を狭めてしまうのです。 コレステロール×ビタミンCでホルモンがつくられる コレステロールが不足すると、副腎と呼ばれる臓器で作られるホルモンの産生に支障をきたします。 副腎のホルモンは血糖値や身体の水分調整、性ホルモンと幅広く存在します。 そのため、低血糖症状や脱水症状が出る人も、ホルモンの乱れである事が多いのです。 めまいや耳鳴り、だるさという症状は、低血糖や脱水による症状ですから。 またコレステロールという材料があっても、ビタミンCが足りないと、副腎はホルモンがうまく作れません。 副腎でのホルモン産生を促すには、体内ビタミンC濃度を上げなくてはならないのですが、問題があります。 ビタミンCは吸収されやすく、排泄されやすい性質が特徴です。 持続的に濃度を高めるには、ビタミンCをなるべくまめにとるのが良いですね。 更にビタミンCの濃度が高い状態は、4時間しか続きません。 だから4時間以内にビタミンCを摂ることが大切です。 次は、お手軽にビタミンCをとれる食べ物と飲み物を紹介します。 ビタミンCを多く含む食事を5つ紹介 職場などでは飲み物の方がお手軽ですね。 ビタミンCが多い飲み物は100%ジュースならグレープフルーツ、アセロラドリンクなら100%でなくても結構多いです。 また煎茶にも多く含まれるので、コンビニならおにぎりと煎茶でも期待できますね。 食べ物なら、海苔やピーマンに多く含まれるので、お弁当にいかがでしょうか。 まとめ めまいや耳鳴り、だるさは原因がはっきりせずに、長期で続くことが多い症状です。 長期で続くものほど、ホルモンの乱れである事は多いので、食生活を見直してみてはいかがでしょうか? もちろん可能なら、三度の食事に野菜とタンパク質、炭水化物をバランスよく摂って下さいね。 筆者プロフィール 福原 真一郎 ほのか整骨院 大阪府枚方市出身。整骨院・リラクゼーション・訪問マッサージの分野を経験し、今に至ります。 鍼灸師とあん摩マッサージ指圧師の資格を持ち、現在は東洋医学の五行色体表や相生・相克関係を応用した治療を行っています。 治療後にはストレッチや五行色体表を応用した食事指導、生活習慣のアドバイスも行います。
筆者プロフィール
福原 真一郎
ほのか整骨院
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