腰に負担をかけているのは分かっているけど、仕事だから仕方ない…。 スポーツで腰痛が出るが、早く回復させたい…。 腰痛で悩んでいても、 「腰への負担をなかなか減らせない」 「腰痛を改善する方法が分からない」 …そんな人もいますよね? 腰痛を少しでも早く治すために「大事なこと」と、「痛みを軽減する運動」について書いていきます。 水分と塩分は欠かせない!過度な減塩は回復を妨害している 腰に負担をかけている人でも、腰痛にならない人もいますよね? 「腰痛になる人」と「そうでない人」の違いはなんでしょうか。 答えは「血液の循環」にあります。 循環が悪い人というと、血管にコレステロールが溜まっているとか、塩分のとりすぎで血管壁がもろくなっている人をイメージする方もいるでしょう。 しかし一概に、コレステロールや塩分を制限するのが良いとは限りません。 特に塩分は、ある程度は摂取しないと水分の吸収率を落としてしまうので注意が必要ですね。 血液の循環を高めるためには水分が必要で、血管を強くするにはコレステロールも必要です。 最近の減塩や油抜きの食事の傾向は、腰痛の回復を妨げている恐れもあるので注意しましょう。 体力回復に欠かせないのはビタミンB1!その理由 次は身体の回復を促す食事を書いていきます。 特に重要なのが「ビタミンB1」です。 糖質のエネルギー代謝には「ビタミンB1」が必要です。 脳細胞や神経細胞は、ブドウ糖のみをエネルギー源にしているので、多くのビタミンB1が必要です。 さらにアルコールの分解にもビタミンB1は使われるので、お酒を飲む人は特に注意したいビタミンですね。 筋肉を動かす時は糖質代謝のエネルギーを使うので、疲労回復にビタミンB1が必要なのはこのためです。 ビタミンB1を手軽に摂取!「豚肉」がおすすめ ビタミンB1を最も手軽に摂取できるのが「豚肉」です。 野菜も一緒に摂ろうと思えば、冬なら鍋で、夏なら冷やしゃぶがお勧めです。 更に最もビタミンB群の保有量が高いのが「猪肉」です! 猪は野生の物しかありませんが、体に必要な栄養素が豊富に含まれるので、疲労回復に効果的な肉と言えますね。 運動はは欠かせない!1日5回の簡単スクワット 腰回りの疲労回復には股関節の運動が効果的です。 腰回りの筋肉の血流を良くしようと思えば、大腰筋や大殿筋といった大きな筋肉に刺激を入れるのがオススメです。 やり方は、肩幅より広く足を広げて、骨盤は立てた状態で立ちます。 膝とつま先の向きは揃え、そのままの姿勢を崩さずに腰を落としていきます。 要は「スクワット」ですね。 疲労回復を促すのが目的なので、疲れるほどはしないでください。 大切なのは、股関節の可動域を最大限に刺激する、という事です。 スポーツの後に体操やストレッチで筋肉の調子を整えるのは、疲労の回復と刺激の偏りを調整するためです。 大きな筋肉ほど、他の筋肉より少し刺激を入れてから休むと回復が早まりますよ。 回数は5回ほどで良いので、お風呂上りや寝る前に行ってくださいね。 まとめ 腰痛を治すためには安静にした方が良い、と思っている人もいますが、逆ですね。 人間の身体は余程の痛みでない限り、動く方が治りは早くなります。 また、腰痛の多くは筋肉への刺激が偏っている事が問題です。 栄養をしっかりと摂ったら、適度な刺激を入れてから寝るのがお勧めです。 筆者プロフィール 福原 真一郎 ほのか整骨院 大阪府枚方市出身。整骨院・リラクゼーション・訪問マッサージの分野を経験し、今に至ります。 鍼灸師とあん摩マッサージ指圧師の資格を持ち、現在は東洋医学の五行色体表や相生・相克関係を応用した治療を行っています。 治療後にはストレッチや五行色体表を応用した食事指導、生活習慣のアドバイスも行います。
筆者プロフィール
福原 真一郎
ほのか整骨院
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