はじめまして。かわむら整体院の院長をしております、川村と申します。 このコラムを始めるにあたって、第1回目は「整体院の選び方」というテーマにしました。 「調子が悪いとき、どこに行けばいいのだろう?」 ほとんどの人が持っているであろう疑問や不安を、整体院の特徴と共に話していきます。 大事なのはそれぞれの役割を知ること。正解は「ない」 例えば、腰の痛みが続くとき、あなたならどうしますか? ・病院に行く(整形外科など) ・整骨院や接骨院に行く(一部保険適用) ・鍼灸院(マッサージも含む)に行く(一部保険適用) ・カイロ、整体院に行く(保険適用なし) ・リラクゼーションサロンに行く(保険適用なし) ・ドラッグストアで塗り薬、貼り薬、飲み薬を買う ・なにもしないで我慢する、または温泉に行く 実はどれもアリです。何がダメというような正解はありません。 ただ、知っていて欲しいのは、それぞれ役割があるということです。 役割を理解せずに、「安いから」「保険が効くから」「近いから」だけで選んでは、あなたの求めているところにたどり着けない恐れがあります。 整体院には「治療系」と「癒し系」の2つの種類がある では、その中から整体院を選んだ場合はどうすればいいのでしょうか。 あまり知られていませんが、整体院には大きく分けて2つの種類があります。 その役割は、「治療系」か「癒し系」かです。 ・治療系:あなたのカラダの不調が、どこに原因があるのかをつきとめて、その原因にアプローチする。 ・癒し系:あなたの緊張をやわらげ、リラックスさせる(結果として、痛みなどの不調がなくなることもあります)。 さて、ではどれが治療系でどれが癒し系か、どうやって確かめるのでしょう? ・しっかりした問診と検査をしているか? ・治療(または施術)前に原因についてや今後の計画の説明があるか? ・治療(または施術)後に、経過や生活上のアドバイスなどの説明があるか? ・治療(または施術)後〜数日以内に改善傾向があるか? 上記の項目にあてはまるものがあれば、「治療系」だと思われます。 役割を把握して、自分に合った施術を 今回は整体院の種類を中心に話を進めてきましたが、いかがだったでしょうか。 「とにかく診断名がわかればいい」「薬が欲しいだけ」なら病院へ。 「いやされたい〜」ならリラクゼーションサロンへ。 「回復」をメインに考えているなら、先ほどの基準で、自分にあった整体院を選ぶことをお勧めします。 役割の違いを知ることで、あなたのカラダの不調を治す手助けになればと思います。 筆者プロフィール 川村 浩 かわむら整体院院長理学療法士(国家資格)/3学会合同呼吸療法認定士イネイトホルダー 総合病院で脳血管疾患や整形外科疾患をはじめ、多岐にわたる疾患のリハビリテーションで16年の臨床経験を通して延べ5万人以上の患者に効果を上げる。 またその実績を評価され南米で現地の理学療法士や学生50人に関節機能障害の改善方法を指導する。関節疾患のスペシャリストとして延べ3万人の関節機能改善の治療実績を持つ。海外での治療実績も豊富で800症例以上の疾患を改善させてきた。 趣味は40代から始めたマラソンで、五島の海を眺めながら走るのを楽しんでいる。
筆者プロフィール
川村 浩
かわむら整体院院長
理学療法士(国家資格)/3学会合同呼吸療法認定士
イネイトホルダー
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