衣笠仲通鍼灸接骨院、院長の加藤です。 コラムを読んで頂きありがとうございます! 今年もそろそろ花粉が飛び始めているようですね…。 まだ症状が重たい方は少ないかと思いますが、これからの時期、目のかゆみ・涙等に悩む方も多いかと思います。 時期的なものではなく、普段からなんとなくまぶたが腫れぼったい、重たいなどの感じがしたり、お顔の悩みの中には、「左右の目の大きさの違いが気になる」という方もいらっしゃいます。 ではなぜ、まぶたが重たくなってしまうのでしょうか? まぶたが重くなる4つの原因 まぶたが重くなる原因は、人により様々です。 疾患に関わるものから、日常のちょっとしたことなど、4つの原因をご紹介していきます。 原因①疾患によるもの 「眼瞼下垂」と呼ばれる、目を開ける筋肉の機能障害の場合です。 あまりに状態がひどい場合は眼科の受診が必要かもしれません。 目だけではなく、全身性の疾患の場合もあります。 また、立ち仕事で脚がむくむ…というのとは違い、顔のむくみがひどい場合は、腎臓の機能障害も考えられます。 不安な方は、病院で一度診察を受けることをお勧めします。 原因②目の疲れ(眼精疲労)から出るもの パソコン業務など、目を酷使する仕事に従事されていたり、メガネやコンタクトが合っていなくて疲れやすい、という方もいらっしゃいます。 頭痛を伴う場合などは、このケースがみられることが多いです。 頭痛や肩こりがひどかったり、なんとなく目が見えにくい感じがしたら、一度検眼をしてみると良いでしょう。 正しく視力矯正が出来るメガネや、コンタクトを変えただけで、様々な不調が改善する場合もあります。 原因③ドライアイ 「目の渇き」が原因となる場合もあります。 不規則な生活やストレスなどにより、自律神経のバランスが乱れていると、涙が出づらくなります。 副交感神経が涙の量を調整しているため、バランスが乱れるとドライアイになってしまうのです。 また、その他の疾患により、ドライアイが併発する場合もあります。 原因④目をこすりすぎてしまう 疲れ目の時や、花粉症でかゆかったり、まぶたが重たい場合など、ついつい目(まぶた)をこすってしまう、という方は多いのではないでしょうか? 頻繁にこすっていると、まぶたをささえる軟部組織を傷つけてしまい、支えきれなくなったまぶたが下がってしまいます。 まぶたが下がるとどうなるの? まぶたが重たくなることにより、眉毛と上まぶたの間隔が開いてしまいます。 その結果、お顔が重く見えてしまい、印象がだいぶ変わってしまいます…。 逆に、間隔が狭くなると「目力」のある状態になり、キリッとした印象になります。 まぶたが重たいと、目を開きづらいので必要以上に力が入ります。 力が入り過ぎるとまぶただけでなく、額の筋肉にも負担が掛かり、額のしわが出来やすくなります。 まぶたが下がると、眼球を支えている脂肪を押し込んでしまうので、目の下のたるみにつながります。 放っておくと、まぶただけでなく、お顔全体の悩みに繋がるおそれがあります。 たるみを予防するには?ストレスと生活習慣を見直そう 基本的な事としては、 ・抵抗力を高めるために、ストレスをためない ・生活習慣の見直し この2つが大事です。 ・不規則な生活になったり、睡眠不足になっていませんか? 自律神経のバランスを整える事は、花粉症対策にも重要です。 ・目や鼻、肌に花粉が付かないための対策も必要です。 マスクなどの予防も大事ですが、乾燥する時期には加湿器を活用するなど、お部屋の湿度管理なども気を配りましょう。 ・メガネやコンタクトを使っていて目の疲れがひどい、最近見えにくい、という方は、一度検眼してみましょう。 自分の目に合った視力矯正が出来ているだけで、体調が良くなることも多いです。 さいごに いかがでしたでしょうか。 今回は、まぶたが重たくなる4つの原因についてお話ししてきました。 まぶたが重たくなると、たるみやシミにつながってしまうことも。 まずは、ストレスをためない、そして生活習慣を改善していく、この2つを頭に入れておきましょう。 筆者プロフィール 加藤 宏 衣笠仲通鍼灸接骨院院長 柔整専門学校時代からトレーナー活動や鍼灸にも興味を持ち、資格取得後は地元の横須賀に戻り衣笠仲通鍼灸接骨院を開院。 日本美容鍼灸マッサージ協会のハリウッドスタイル上田式美容鍼(R)と出会い、「顔は身体をうつしだす鏡」であるから体を元気にすることで美しくなる、身体や心を含めて全体を良くする、 という理念に強く共感し、体の悩みに限らず「全体の健康」を目指し、安全・安心な美容鍼灸の施術・普及活動に取り組んでいる
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筆者プロフィール
加藤 宏
衣笠仲通鍼灸接骨院院長
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