学生時代だけでなく、社会人になってからもスポーツを楽しむ人も多いかと思いますが、スポーツにつきものなのがスポーツ障害です。通常生活していく以上に激しく動きながら筋肉や骨に負担がかかる動作を継続的に行うので、体のどこかに不調を生じやすくなってしまうのです。 今回はスポーツ障害の原因とその予防策について考えていきます。 よく起こりがちなスポーツ障害について スポーツ障害とは、オーバーユース(筋肉の使い過ぎ)と云われていますが、一般的に多いのが、こむら返り、ふくらはぎの筋肉痛、捻挫、骨折、打撲、突き指、ばね指、脱臼、靱帯損傷、椎間板ヘルニア、半月板損傷、変形性膝関節症、腰椎分離症、変形性膝関節症、熱中症等です。 これらはスポーツによってどの症状が出てきやすいか変わってきます。 専門医に見てもらう必要があるスポーツ障害もあります 筋肉痛や突き指等は軽い症状なので自宅でもケア出来ますが、骨折や変形性膝関節症といった骨に関わるスポーツ障害は、専門医の元でしっかり治療してもらうのがベストでしょう。 スポーツ障害の中には病状がわかりにくいものもあるから注意が必要です スポーツ障害は骨や筋肉のダメージだけでなく脳や手首といった風に体の内部に損傷を起こして、一見どこが悪いのか気づきにくい場合もあるから注意が必要です。 脳挫傷、脳震盪といった風に脳に大きなダメージがかかっている場合には、命に関わる事もあるので適切な処置や精密検査が必要です。 スポーツ障害でも長い年月かけて損傷していく症状もあります 同じスポーツ障害でも骨折や打撲といった風にある日突然に起きる症状もあれば、コンパートメント症候群や腱鞘炎といった風に長い年月かけて骨が損傷していく症状もあるので、しっかり原因を探って早く回復させるためにも適切な処置や精密検査が必要になってきます。 スポーツ障害を未然に防ぐ対策で骨と筋肉への負担を減らすことが大事 スポーツ障害もスポーツを行う前やスポーツ後に予防対策をしていたら、ダメージを小さくしたり未然に防いだり出来る場合もあります。 例えば熱中症の場合には、炎天下の時はスポーツを一時的に休む、水分補給をする、頭を冷却するといった処置をしておくと未然に防ぐ事ができます。突き指に関しては、前もって突き指しやすい指にはテーピングをしておくことで突き指になってしまうリスクを下げることができます。 日々のちょっとした工夫で、つらい痛みを伴うスポーツ障害を防いでいく事も可能なので、自分でできる事から実行していき、骨や筋肉の負担を減らしてあげて下さい。 まとめ いかがでしたか?スポーツ障害の症状もたくさんあるので、知識として様々なスポーツ障害の症状や予防策、治療法を知っておくと、迅速で適切な処置を施せるでしょう。 何事も大事に至る前の早めのケアが大事なので、しっかり予防していきましょう。
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