こんにちは、筋膜気功整体の尾崎です。 あなたはこんなことでお悩みではないですか? 「階段を降りるときに膝がとても痛い」 「膝がしっかり伸びない」 「膝を曲げていくと途中から痛みが出て正座できない」 「膝の内側がズキズキ痛む」 「歩き続けると膝の内側が痛くなる」 長期間施術を受けていても、改善されない状態が続くと参ってしまいますよね。 そんな1ヵ月以上、膝の痛みを耐え続けているあなたに伝えたいセルフケアがあります。 以下にてご紹介していきますので、ぜひご参考にしてください。 膝痛の原因とは? そもそもですが、なぜ膝の痛みが出てしまったのでしょうか? 「筋肉が不足しているから?」 「膝の軟骨がすり減りすぎたから?」 「過去にスポーツで酷使しすぎた?」 「十字靭帯が一度損傷したから?」 そうですね。 どれも膝痛の要因になり得ます。 さてその後、あなたはこんなことを経験してきているのではないでしょうか。 「レントゲン、MRIをとっても大きな異常はない」 「膝の関節に注射をしてもすぐに水がたまる」 「痛いのを我慢して筋トレを続けているがなかなかよくならない」 「手術を勧められたが気がむかない」 「整体や鍼灸を受けたがその場だけですぐ痛みが出てくる」 どうですか? 思い当たるものはありましたでしょうか。 実は、これは私も実際に経験してきたことなのです。 私が体験した膝痛のお話 少し私の話をさせてください。 1年ほど前、私はジムのエクササイズを受けていました。 その中でスクワットの動作をしていたときに、ふと膝の内側に違和感を感じたのです。 そのとき私は、 「どうせ筋トレで酷使しすぎたせいだろう、後で太もものストレッチを入念にすればいいかな」 と思うだけで、処置には至りませんでした。 それもそのはず。 私はエクササイズの前後には太ももやアキレス腱のストレッチを欠かさず行い、体の準備をしっかり整えていました。 そのこともあり、そんなに重症ではないだろうと踏んでいたのです。 しかし、そんな違和感を流すこと数回。 急にズキズキとした激しい痛みが、私に襲い掛かりました。 しかも、その痛みはまたしても片膝の内側に現れたのです。 「えっ!?神経に血管が触れるような感覚だ!どうしよう・・・」 それからは、痛みが酷くなる一方。くしくも、エクササイズは中止しました。 しかし、中止したにも関わらず、その後反対側の膝の内側にも同じ痛みが。 「(常時両膝の痛みがズキズキする)」 「(しかも歩くともっと痛くなる)」 「(ふくらはぎの内側に痺れもでてきた)」 「(もしかして車いす生活になってしまうのでは・・・)」 瞬時に、さまざまなことが脳裏をよぎりました。 原因不明の症状に悪戦苦闘した日々・・・ 私は恐怖から、レントゲンとMRIの検査を受けました。 「(これで異常だったら手術してもらおう)」 そんな覚悟も抱いていたのです。 しかし結果は、”特に異常なし” ”軟骨がすり減っている程度”でした。 その結果を受けた私は、さらに混乱してしまいました。 では何が原因なのか? 私はさまざまな原因を想定して、あらゆる手段を試みました。 ヒアルロン酸の注射 痛み止め 温泉 リハビリや筋トレ 鍼灸や整体も複数受けました。 これでもかと、知りうるものに手を出しましたが、結果は惨敗。 残念ながら、効果を得ることはできませんでした。 「(もう一生、この痛みと付き合っていかなくてはいけないのか・・・)」 と、思い、諦めかけていました。 しかし、私自身のひょんなひらめきにより、救われることとなるのです。 偶然編み出された独自のセルフケア! それは絶望的な状況になりながらも、湯船に浸かっている時のことでした。 膝のお皿のまわりを押したり引っ張ったりしていると、あることに気付きます。 「(膝の内側がこっているのかな?)」 「(なんかここの皮膚つまむと痛いな・・・ この痛さでもとの痛さをごまかせないかな・・・)」 この施術法は、誰かから習ったわけではありません。 たまたまでした。 それから、私はなんとなしに、つまんで痛い箇所をしつこく引っ張ることを3日ほど続けていました。 そんなある日。 「なんか今日は調子いいな?結構膝まわりは冷えているのに・・・」 「まさか引っ張ったのが効いたんじゃないか?」 それからまた10日ほどそれを続けました。 「ん?膝のお皿のまわり、つまんでも痛くなくなったな・・・」 そして、グングン状態は良くなり、走りながら階段を降りても痛みが出なくなるほどまでになりました。 以上が、私の体験談です。 お分かりいただけましたでしょうか。 つまり、膝痛の原因とは ・つまんで痛いのは筋膜のコリ ・膝のお皿のまわりは筋膜のコリができやすい ・関節近くのコリがたまると関節痛を引き起こす であることが考えられます。 膝痛を改善するセルフケア方法 ではこの項目では、膝痛を緩和するセルフケアの方法をお伝えします。 ①太ももや膝裏の力を抜いた状態で、もみほぐす側の足を伸ばします。 (痛みのあまり足を伸ばすことが不可能な方は、無理に伸ばす必要はありません。) ②膝のお皿周りの筋肉を、指でつまんで引っ張ります。 それに加え、ぐにぐにもみほぐすことも効果的です。 文字だけだとわかりにくいので、詳細はこちらの動画から確認してみてください。 つまみやすくなったら、筋肉がほぐれている証拠! 上記でも述べたように、私は10日で改善されました。 皆さんもその前後を目途に、継続して続けることをオススメします。 ぜひ、湯船で毎日続けてやってみてください。 セルフケアのポイント もみほぐしの際に、皮膚の奥にだまのようなものを感じたら、それがこりです。 そこを重点的にもみほぐしましょう。 だまを動かすような感覚で、もみほぐしたりつまんだりしてみてください。 応用として、十分にほぐれたなと感じてから、筋トレやストレッチを行うと膝痛を予防することができます。 もちろん、もみほぐしてから行うことが前提です。 無理な筋トレやストレッチは、痛みを悪化させる恐れがあるのでご注意ください。 まとめ いかがでしたか? 今回は、膝痛のセルフケアについてご紹介しました。 つまんだときの痛みがなくなるころに、あなたの膝痛は軽減されていると思います。 私はたまたまセルフケアの仕方を見つけたからよかったものの、こんな単純なセルフケアで膝痛が改善することを誰も教えてくれなかったことに怒りと悲しみを感じました。 同じように膝痛で悩んでいる方が、このコラムを見て少しでも改善傾向に向かってもらえたらと思います。 ぜひ、やってみてくださいね。 筆者プロフィール 尾崎 洋平 筋膜気功整体院ラペル 院長 筋膜気功整体師 2016年8月時点での施術延べ人数は6000人強。 整形外科に3年以上勤務し、これまでに、5000人以上の改善実績を積んできました。 趣味はパデル(ラケットスポーツ)とヒトカラ。そして柴犬好きです。 毎日湯船につかりながら自分自身に施術をして、実績のあったものだけをお客様に提供しています。 これまで自分自身が歩けないくらいの膝痛、運動するだけで出る偏頭痛に悩んでいました。 色々な治療を受けても改善しなかったこの症状は自分自身への筋膜の施術で解消しました。 今では全く痛みはありません。 自分自身で実感したセルフケアや、整体の豆知識をシェアします。
筆者プロフィール
尾崎 洋平
筋膜気功整体院ラペル 院長
筋膜気功整体師
2016年8月時点での施術延べ人数は6000人強。
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