こんにちは。 あなたは、ツラい肩こりにお悩みではありませんか? 近年では共働きに加え、デスクワークなどの職種も増えました。 ただでさえ、時間に追われている方々が多い中、体の不調はモヤモヤの種ですよね。 なるべくスッキリした気持ちで、日々を過ごしたい! そんな方々にご紹介したいのが、ちょっとした時間にできる「肩こり改善体操」です。 体操だけでなく、肩こりと深い関わりのある首や肩についてもお伝えしますので、ぜひご参考にしてください。 なお、当コラムでは、もみほぐしなどの説明は行っておりません。 ご了承ください。 肩こりは首痛の原因にも… 首と肩は場所が近いだけあって、とても密接に関わっています。 首の役目は、頭の重さを下の背骨に伝えること。 これは肩の柔軟性がないと、首の負担が強くなってしまいます。 肩こりとは、首や肩周辺の筋肉が緊張してしまっている状態を指します。 柔軟とは縁の遠い状態であることは明白ですね。 なので肩こりが長引くと、首の痛みに繋がってくるのです。 肩こりの原因は、関節の機能の低下! 肩と一言でいっても、実はたくさんの骨の組み合わせでできています。 ・上腕骨(ウデの骨) ・肩甲骨(背中の羽の骨) ・鎖骨(首の前の骨) ・肋骨(あばら骨) ・頚椎(首の骨) ・胸椎(背骨の上の方) これらの骨が相互に動いていくことで、私たちは自由に手を動かすことができるのです。 では、その逆はどうでしょう。 骨が自由に動かないとき、それは関節の機能が悪い状態であることを意味します。 つまり、関節の動きに不自由さが出ているわけです。 例えば、肋骨と胸椎の関節面に不具合が生じると、肩甲骨周りの筋肉が硬くなります。 筋肉が硬くなれば、肩の動きも悪くなってしますのです。 「調子が悪いけど、仕事は休めない…」 などといった理由で無理をして体を動かすと、より不具合が生じてしまいます。 骨と骨のぶつかり合いが起きてしまい、しまいには痛くて手を上げることも困難に…。 さて、このような首や肩の仕組みを知っておくと、日頃からどういう注意をしていけばいいか分かってくるかと思います。 次の項目では、肩こりを改善する体操をご紹介します。 仕事の合間にできる!肩こり改善体操3つ 肩こりを改善していくには、ズバリ! ”肩に関する関節(肋骨や背骨)を、ちゃんと動かしていく”ということが重要です。 「肋骨や背骨ってどうやて動かすの?」 と思うでしょうが、やって見ると簡単です。 《肩こり改善体操》 ・ひじを曲げて鎖骨を回すように肩回し ・背骨の上の方を意識して体をヒネる ・首を左右にヒネる これだけです。 ポイントは、「痛いところまで動かさないこと」と「呼吸を止めないこと」。 短時間でできる体操なので、お仕事の合間にも簡単にできますよ。 まとめ さて、いかがでしたでしょうか。 今回は、肩こりの原因とその対処法についてご紹介しました。 「ちょっと疲れたなぁ」 と思ったら、ぜひ試してみてくださいね。 筆者プロフィール 川村 浩 かわむら整体院院長理学療法士(国家資格)/3学会合同呼吸療法認定士イネイトホルダー 総合病院で脳血管疾患や整形外科疾患をはじめ、多岐にわたる疾患のリハビリテーションで16年の臨床経験を通して延べ5万人以上の患者に効果を上げる。 またその実績を評価され南米で現地の理学療法士や学生50人に関節機能障害の改善方法を指導する。関節疾患のスペシャリストとして延べ3万人の関節機能改善の治療実績を持つ。海外での治療実績も豊富で800症例以上の疾患を改善させてきた。 趣味は40代から始めたマラソンで、五島の海を眺めながら走るのを楽しんでいる。
筆者プロフィール
川村 浩
かわむら整体院院長
理学療法士(国家資格)/3学会合同呼吸療法認定士
イネイトホルダー
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします