はじめまして。 整体院 心花 −このか− の宮城と申します。 本日からコラムを書かせて頂きます。 よろしくお願い致します。 まず第一回目なので簡単に自己紹介をさせて頂こうと思います。 私は現在、神奈川県横浜市で整体院を経営しています。 開業する以前は、理学療法士として病院で勤務していました。 そんな私がどうやって代替医療と出会い、なぜ整体院を開業するに至ったのかお話さて頂こうと思います。 代替医療との出会い 私が代替医療と出会ったのは自身が理学療法士として勤務していた時でした。 今から5年程前、私は原因不明の高熱に悩まされていました。 月に1度、39℃を超える高熱が1週間程続くのですが、特に原因が見つからず服薬と点滴で対処するといった感じでした。 最終的に熱が下がらないのでステロイドを用いて無理やり下げるという状態が1年程続いた時、症状をこじらせ肺炎になってしまいました。 肺炎になり1週間程入院し、熱が下がったので退院したのですが本当の地獄はここからでした。 退院後、食事を摂ると食べたものを全て戻してしまう様になりました。 常に嘔吐感もあり、食事もまともに摂れなくなってしまいました。 病院で胃カメラ等の検査を行なっても特に原因は見つからず、服薬と注射で対処するといった状態が半年以上続き、体重は半年で10kg以上落ちてしまいました。 このままでは死んでしまう そう思った私は何か解決方法がないのかと、様々な方法を探しはじめました。 そこで出会ったのが代替医療という世界でした。 原因不明の症状の原因は? 私は元々、理学療法士だったため科学に裏付けされた西洋医学が医療の全てだと思っていました。 正直、エビデンス(科学的根拠)のない代替医療は胡散臭いとも思っていました。 しかし、西洋医学は私を助けてはくれませんでした。 藁にもすがる思いで頼った、代替医療で私の症状は段々良くなっていきました。 今まで信じてきた事が、全てではないと気づいた瞬間でした。 私の原因不明の高熱や嘔吐の原因は内臓にありました。 当時、仕事も忙しくコンビニの弁当や、ジャンクフードなど偏った食生活を続けていました。 それが溜まりに溜まって、高熱や嘔吐といった症状となり現れていました。 内臓の状態を調整し、そういった食生活を改めた所、私の症状は徐々に改善していきました。 身体は教えてくれている 西洋医学の世界では病気を悪と捉え、排除しようとします。 東洋医学の世界では病気を善と捉えます。 どういうことかと言うと、心身のバランスが崩れた事を病気と言う形で教えてくれているという考えです。 私の場合もそうでした、今までの生活習慣、食生活、考え方そういったものが間違っているということを身体が教えてくれていたのです。 現代医療と代替医療 現代の医療は西洋医学を中心とした医療です。 多くの方が、病気になると病院に行き、薬を貰い、手術をします。 確かに西洋医学が発達したお陰で、今までは不治の病と思われていた病気でも助かる様になりました。 また、手術の進歩により、多くの方の命を救う事が出来るようになりました。 しかし、慢性的な症状に関してはどうでしょうか? 厚生労働省が発表したデータでは腰痛の85%が原因不明とされています。 病院でヘルニアと診断され手術を受けたが、改善しなかった。 精密検査を行なったが原因がわからず、薬と湿布を出されただけだった。 これが実際に私が今まで見てきた方の声です。 代替医療に求められること 実際にそういった方でも施術を行うと改善する方は多数いらっしゃいます。 原因不明とされてきた85%に対し代替医療が有効であるということです。 自身が身体を悪くした事で代替医療と出会い、それを学ぶ事で今までどうする事もできなかった症例に対しても改善の可能性を示す事が出来るようになりました。 そして過去の自分と同じように、苦しんでいる方の力になりたいと思い開業に至りました。 もちろん全ての方が、代替医療で良くなるとは限りません。 しかし、病院でも良くならない、原因が分からないという方は代替医療という選択肢もあることを覚えていて欲しいと思います。 代替医療の多くはまだエビデンス(科学的根拠)がありません。 そこをしっかり確立してくことが、代替医療を担う者の使命であり、多くの方を救う事につながると考えています。 西洋医学と東洋医学、どちらが優れているということではありません。 お互いが、お互いを認め、協力し合う事ができればより良い、医療を提供出来るのではないかと思います。 最後までお読み頂きありがとうございました。 筆者プロフィール 宮城智哉 ・国家資格保有(理学療法士) ・日本ライフアップ協会 神奈川県支部⻑ ・全国疼痛セラピスト協会所属 理学療法士として6年間病院勤務にて臨床経験を積んだ後、横浜市旭区二俣川で独立開業。 メディアで話題の筋膜リリースをベースに、難易度が高いとされる、内臓・頭蓋等に対する施術を組み合わせた独自の整体法を開発。 そのテクニックは、疼痛改善は素より、美容・体質改善にまで多岐に渡る。
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筆者プロフィール
宮城智哉
・国家資格保有(理学療法士)
・日本ライフアップ協会 神奈川県支部⻑
・全国疼痛セラピスト協会所属
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