こんにちは自律神経専門整体院和屋の小田です。本日は私のコラムに目を通していただきありがとうございます。 今回は40代でも自然妊娠ができる体質作りについてお話しさせて頂きます。 不妊治療大国、日本 現在の日本では世界では類を見ないほどの不妊治療大国です。体外受精の件数は先進国中ダントツの1位。 かたや出産数はダントツの最下位という事実は知っていましたか?医療技術も世界トップレベルで治療件数も多いのに最終的な出産という結果が伴っていないというのが日本における不妊治療の現実です。 そこで不妊に悩む皆さんの妊娠力が上がって、少しでも妊娠出産という喜びを感じてもらえるようにお話しさせて頂きます。 妊娠力とは? そもそも妊娠力とは何なんでしょう?ちょっと壮大な話しになってしまいますが、地球が誕生してから現在まで様々な生命が誕生し、そして途絶えてという歴史を繰り返してきました。その中で、人も様々な進化を経て現在に社会を形成しているのです。 妊娠出産とは生命が生まれながらにして備えている子孫繁栄のための機能で、いわば生命力です。 年齢を重ねるとなぜ妊娠しにくくなるのでしょうか?生命力が低下するからです。なぜ思春期になるまで生殖能力は機能しないのでしょうか?生命力がまだ低いからです。 すごく機械的で冷たい言い方になってしまうかもしれませんが、妊娠出産するためには条件が必要になります。お腹の中で赤ちゃんを育てて出産に耐えることができる体でなければ妊娠はできません。 ホルモンの値を数字上合わせてあげるだけでは妊娠はできないのです。妊娠力を上げるために、まずは健康で生命力の満ち溢れた体作りを目指すことが妊娠出産への近道だと思います。 生命力を下げている要因 なぜ生命力は下がってしまうのか?ですよね。そこで参考にして頂きたいのが過去に絶滅してしまった生命や絶滅を危惧されている生命たちです。 恐竜やマンモスはなぜ絶滅してしまったのか?恐竜は地球の氷河期という気候の変動によって絶滅したとされていますよね。 マンモスも絶滅の原因は、氷河期後期の気候の変動説が有力です。現在絶滅が危惧されている生命もまた、地球の温暖化や人の手による自然環境の破壊が原因しています。 このように生命は生活に関係する環境に影響を受けてしまいます。このため生命力は私達が関わる環境によって低下してしまうのです。健康を害する環境は食事、大気、お水、気候、ウイルス、電磁波など、私たちの生活に関係する全てのもの、といっても過言ではありません。 生命力を下げないためには 環境全てが、生命力を下げてしまう要因と聞いてしまうと「じゃあ、何をしても無駄じゃない・・・」ってなりますよね。 でも安心してください! 人の体には、気候の変化や生活の変化など、体に影響を与える外の変化に対して、常にセーフティーな状態に維持しようとする自律神経という機能が備わっています。自律神経を正常に保つことで、季節の変化や温暖化などの影響を最小限にし生命を維持させます。 妊娠力を向上させるためには、外の様々な変化に柔軟に対応することが重要であり、自律神経を正常に機能させることになります。 私たち人間にはさらに、感情が存在しストレスとなりますが、自律神経はこのストレスをもコントロールすることができます。そのため、自律神経を正常に機能させることで心と体の両面から健康に保つことが可能となり、生命力が高い人は、出産前後におけるマタニティブルーや産後うつ、育児ノイローゼなどの様々な精神疾患になり難い傾向にあります。 不妊の原因は年齢ではない クリニックなどで、ホルモン数値や卵子の質などの相談をすると、まず年齢的な問題を指摘されます。では本当に年齢が原因なのでしょうか?20歳前後のように出産年齢としてのピークではありませんが、私はそこに全ての原因を持っていく傾向に疑問を感じてしまいます。 現在の日本における人口と出産数を大正時代と比較していきましょう。 大正14年(1925年)から総人口で約2倍。35歳~49歳の女性に限れば約2.5倍に増加しています。 かたや出産数になると35歳~39歳で1/2、40歳~44歳で1/6、45歳~49歳になると1/32にまで減少しているデータがあります。 人口も増え、平均寿命も高まり、医療技術も進歩し、晩婚化ている中で、出産数だけ減少している現実から不妊を引き起こす最大の原因は年齢ではないと確信しています。 出産数の減少が高度経済成長期を境に急激に進んでいることから、様々な生活習慣、文化の変化、気候や大気、水質など環境の変化が不妊の1番の原因であると容易に想像できると思います。 1人でも多くの方が、新しい命を宿し、誕生する奇跡の瞬間に出会って頂きたいと願っています。 自律神経を整えることは、食事や睡眠などの生活習慣を見直していくことで、セルフでも十分に可能です。私で宜しければいつでも相談を受けます。皆様の心と体が健やかでありますように。 筆者プロフィール 小田 剛美 自律神経専門整体 和屋院長 もともとはカイロプラクターとして筋骨格へのアプローチを得意としておりましたが、自分が酷いアレルギーを 体質を改善したことで克服した経験から東洋医学のホリスティック療法を志す。 不妊症の原因となりうる生理痛、生理不順、子宮筋腫、子宮内膜症や更年期障害などの婦人科疾患 花粉症、ハウスダスト、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどのアレルギー疾患を中心に 内蔵調整、頭蓋骨調整、エネルギー調整を用いることで体質改善を図ります。 西洋医学、東洋医学、チャクラ、ホメオパシーなどの概念から体をホリスティックな視点からとらえ 機能的、スピリチュアル的に変化させ、健康で幸せな生活を目指して頂きます。
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筆者プロフィール
小田 剛美
自律神経専門整体 和屋院長
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