こんにちは自律神経専門整体院和屋の小田です。 本日は私のコラムに目を通していただきありがとうございます。今回は五大栄養素の1つであるミネラルについてお話しさせて頂きます。 ミネラルは体を円滑に動かすための活性剤 五大栄養素とは ・タンパク質 ・糖質 ・脂質 ・ビタミン ・ミネラル のことをいいます。 タンパク質、糖質、脂質は三大栄養素といって、体の基となる細胞や体を動かす酵素やホルモン、すなわちエネルギーになります。 一方ビタミン、ミネラルは、車でいうところのエンジンオイルや冷却水といった、体を円滑に動かすための潤滑油・活性剤のような働きをします。 今回取り上げるミネラルは、現代人にとって不足してる栄養素であり、新型栄養失調として問題視されているのです。 ミネラルが不足する2つの原因 ①食物自体のミネラルが減少した もともとミネラルは野菜や果物、きのこ類、海藻類などを食べることで摂取できていました。 しかし、農薬や化学肥料が乱用されたことで土壌のミネラルが少なくなってしまったのです。 これにより、土から栄養を吸収する野菜などの食物自体のミネラル量が不足してしまいました。 さらに海水の汚染などにより化学物質に反応してしまい、ミネラル本来の働きを失ってしまったことも原因と考えられています。 50年前と比べて、食品のミネラルの含有量は10分の1~5分の1に減っていると云われています。 例えばほうれん草。 昔のほうれん草や有機栽培されたものは根っこの部分が赤みがありますが、現在スーパーで売られている普通のほうれん草の根っこは赤みが殆どありませんよね。 これはほうれん草の代名詞でもある鉄分が少ないことを意味しています。 皆さんが毎日のように食べるお肉や魚も大地の自然から栄養を吸収していますし、家畜や養殖魚にいたっては人工的に作られた飼料や餌料を使用していますので、栄養価が低いことは想像できると思います。 ②体内でのミネラルの需要が高くなった 食の欧米化が進んだこと、外食や惣菜、コンビニ弁当などの利用が増えたことで、添加物を多量に摂取している昨今。 添加物を多く取ることで、体内でのミネラルの需要が高くなりました。 そのためミネラルの欠乏が深刻化してしまったのです。 ミネラルの摂取により健康に、若々しく ミネラルが不足が体の不調を引き起こす ミネラルは先述したとおり、体の臓器や器官を活性化させる力があります。 つまり不足すると機能が低下してしまうということです。 血液循環、解毒機能、ホルモン分泌、代謝など、さまざま機能が低下することで、メタボリックシンドロームや体内phの酸化を引き起こし、私たちの健康に直接影響が出てしまうのです。 ミネラルの摂取で健康に ミネラルをしっかり摂取すれば、これらの問題は解決できます。 さらに、ミネラルを積極的に摂取することで、体内の生理機能が活性化。 血液の循環もよくなり、解毒機能もホルモンの分泌も代謝も高くなります。 結果、体内phの酸化も弱まり老化防止となるのです。 アンチエイジングのためには、まず体の中から若返ることが必要になります。 そのキーワードになるのがミネラルなのです。 ミネラルは多くの種類を摂取することが大切 次にミネラルの摂取方法についてお話しします。 ミネラルには凄いパワーがあると紹介してきましたが、1つ問題があるのです。 ミネラル単体では働かない 例えば、貧血などに効果がある鉄ですが、体の中で鉄が仕事をするためにはさまざまなミネラルの助けが必要です。 鉄の場合は、 ・亜鉛 ・アルミニウム ・リン ・クロム ・銅 といったミネラルの助けを借りることで最大限の力を発揮します。 このようにミネラルは集団になることで体の中で活躍するので、できるだけ多くの種類を摂取する必要があります。 1つ1つの量は多くなくても構いませんので、できるだけ多くの種類を摂るということが大切なのです。 ミネラルは心の問題も解決する 昨今、若年層の犯罪の増加や凶悪化が問題視されています。 実はこれも白砂糖やジャンクフードの過剰摂取による、ミネラルの不足が原因していると云われています。 体内が酸化することでイライラしたり、集中力が低下してしまうのです。 疲れたときやストレスが溜まってイライラしたとき、スイーツなどの甘いものを食べるのは逆効果という結果も出ています。 さいごに ミネラルを積極的に摂取することで、心意的な問題も解放され仕事や勉強などの成果も上がります。 なにより穏やかな気持ちになり幸福感を得られやすい体になるのです。 ミネラルの凄いパワーを感じますよね。 皆様の心と体が健やかでありますように。 筆者プロフィール 小田 剛美 自律神経専門整体 和屋院長 もともとはカイロプラクターとして筋骨格へのアプローチを得意としておりましたが、自分が酷いアレルギーを 体質を改善したことで克服した経験から東洋医学のホリスティック療法を志す。 不妊症の原因となりうる生理痛、生理不順、子宮筋腫、子宮内膜症や更年期障害などの婦人科疾患 花粉症、ハウスダスト、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどのアレルギー疾患を中心に 内蔵調整、頭蓋骨調整、エネルギー調整を用いることで体質改善を図ります。 西洋医学、東洋医学、チャクラ、ホメオパシーなどの概念から体をホリスティックな視点からとらえ 機能的、スピリチュアル的に変化させ、健康で幸せな生活を目指して頂きます。
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筆者プロフィール
小田 剛美
自律神経専門整体 和屋院長
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