こんにちは。 整体院スリーバランスの植屋です。 「子供の頃から頭痛に悩んでいる」 「肩こりや腰痛はもはや日常茶飯事だ」 あなたはそんな、つらい痛みと今までどのように向き合ってきましたか? 今回は「欧米と日本の“痛みの向き合い方”のちがい」についてご紹介します。 日本語版字幕企画:ぐっどばいペイン事務局 上記の動画は、オーストラリアの『ハンター統合痛みサービス』で作られたものを翻訳した2分30秒の動画です。 「欧米での痛みに対する一般的な向き合い方」が分かりやすく紹介されています。 なぜ今回こちらを皆さんにご紹介しようかと思ったのかというと、まだまだ日本の医療機関では浸透していない考え方だからです。 日本では薬物による『対処療法』が一般的ですが、欧米では原因を取り除くために自身を見直す『原因療法』が基本です。 私は、痛みと向き合う上ではそんな欧米の考え方が大切だと感じています。 そんな「欧米の痛みの対処法」をかみ砕いてご紹介させていただきますので、あなたの対処法を見直すきっかけとなりますと幸いです。 欧米での痛みに対する一般的な向き合い方 長い間痛みと戦い続けている人の多くは、「苦しみのループから抜け出せないのでは…」と思っていますよね。 しかし、現代の医学では痛みは終わらないものではなくなりました。 身体の構造を細分化して診るのではなく、 全人的な対処(特定の部位や疾患に限定せずに、患者さんの心理や社会的な側面を考慮した上で1人1人に合った対処)を行うことで、しつこい痛みも変えることができます。 そのためにはまず、医療機関で重篤な疾患やケガがないか検査をすることが大切です。 病気であればそのための治療を行いますが、何の問題もなければ治療とは別のさまざまな視点から対処法を探す必要があります。 一例にはなりますが、対処法をいくつかご紹介しましょう。 自分の心と向き合う 痛みの根底には、抑うつ・ストレス・不安・恐怖といった負の感情があります。 痛みを和らげるためには、それを自覚することが極めて大切です。 そのためには、「心と身体はつながっている」ことを知る必要があります。 痛みと感情はリンクしています。 「この感情は痛みにつながりやすい」と理解することが痛みを和らげる手助けとなるのです。 目標を定める また、何かに悩んでいる時、人は往々として孤立感・疎外感を感じるものです。 先ほどお伝えしたように、痛みと感情はリンクしています。 そのままでいても痛みが良くなることはないので、まずは「前向きな新しい目標」を定めるようにしましょう。 「これが良くなったら旅行に行こう」 「大好きだったスポーツを再開しよう」 など、どんなものでも構いません。 快復するためには生きがいを取り戻すことが大切なのです。 睡眠を見直す 良い睡眠と休息は心と身体に新たな希望をもたらします。 そのために、睡眠の質を見直すことが大切です。 なお、良い睡眠はたくさん寝ることではありません。 健康的かつ、自分の生活に合った睡眠時間を見つけ出しましょう。 規則的な活動を確立することは、痛みの快復の手助けとなります。 また、それを実践することで「こんな私でも自己管理がきちんとできるんだ」と実感がわき、明るい気持ちにもなれます。 食生活を見直す 食療法も立派な対処法です。 自然食品(オーガニック)を取り入れるようにしましょう。 腸内環境が良くなることで炎症が和らぎ、痛みが減ります。 これは宗教的な考えではなく、医学的な根拠に基づく考え方です。 さいごに いかがでしたでしょうか? 欧米の痛みに対する向き合い方(対処法)についてお話をさせていただきました。 痛みを和らげるためには、まず痛みについて知ること、そしてあなたが続けていける対処法を見つけ出すことが大切です。 どれも簡単なものなので、ぜひお試しください。 筆者プロフィール 植屋 浩幸 整体院スリーバランスオーナー 昭和39年 大阪府枚方市生まれ 元消防士 第53回 選抜高等学校野球大会 1981 出場 創業、平成14年/延べ20,000人以上の患者様に体、心、食、3つの視点から指導を行い多くの喜びの声を頂く 家族が心の病にかかり、脳梗塞で倒れたこともあり心身不可分を体験したことから「家族や両親に受けて欲しい施術と知識」をご提供している 元・日本オリンピック委員会強化スタッフトレーナー 推薦 東京パラリンピック統括トレーナー 推薦/枚方市教育委員会 講演 公益財団法人 枚方体育協会 メディカルインストラクター/マスコミ出演多数
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筆者プロフィール
植屋 浩幸
整体院スリーバランスオーナー
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