こんにちは、はりきゅう治療院源光 院長の松本光保です。 「病院に通わなくても健康でいられるようになりたい」 これは誰しもが考えることではないでしょうか? 長寿の秘訣は、健康寿命を延ばすことです。 そのためには、地道な努力がどうしても必要になります。 しかし、どのような努力をすれば健康でいられるのか、専門的な知識がなければなかなか判断がつきませんよね。 そこで今回は、鍼灸師・国際中医師である私が当院で掲げている『健康十訓』をご紹介したいと思います。 ぜひご参考にしてください。 健康十訓 一.心が体を創る。心が人生を創る。心が健康を創る。常に前向き、積極的、感謝の心。 二.食べ物が血液を創り、体を創る。野菜と果物を中心に。タンパク質はゆで卵と納豆から。 三.運動は自分への愛。動物は動く物。動かなければ血液は流れない。毎日20分の運動で人生が変わる。 四.入浴は最高の健康法。毎日入浴してから床につく。入浴で疲れと汚れを取り血液循環を良くする。 五.静かにする。静かな世界に平穏があり、心の平和は平穏から生まれる。1日15分静かな時間を持つ。 六.テレビを消す。無駄な情報で脳を疲れさせない。読書や趣味で脳を豊かにする。 七.睡眠を取る。睡眠は魂を鎮める。体の熱を取り冷静さを保つ。 八.心配・恐怖・嫉妬・怒り・悲しみ・憂いは病気を招く。努めて心からマイナスを排除し、プラスに転換する。 九.水分を摂る。血液は水分からでき、体の殆どは水分である。 十.急がない。慌てない。人はいずれ必ず死ぬ。あの世での恩人との再会を楽しみにゆっくりと今を過ごす。 以上が当院が掲げる『健康十訓』です。 以下では、詳しくお話したいところを抜粋してご紹介いたします。 卵はタンパク質を摂る最高の食べ物 『教訓.二』では、「タンパク質はゆで卵と納豆から」とお伝えさせていただきました。 しかし、なかには「卵はコレステロール値を高めてしまうから食べ過ぎないように、と言われている」という方も多いかと思います。 ご安心ください。 現在の科学では、そのようなことは無いと実証されています。 東京大学の三石先生の『三石理論』でも推奨されているように、タンパク質を摂る最高の食べ物が卵です。 他の物で無理をして取ろうとするよりも、卵と納豆で摂ることをおすすめします。 心が健康を創る 『教訓.六』では、テレビについてお話させていただきましたが、これはスマホも含まれます。 現代は忙しい時代です。 スマホやテレビから情報が垂れ流しにやってきます。 テレビをつけっぱなしにしているだけで、CMから何からとんでもない量の情報がやってきます。 その情報の中にはネガティブな内容が含まれることも多々ありますよね。 人間の脳は、その多くを記憶します。 思い出さないだけで、脳には蓄積されます。 ネガティブな情報が入ると、潜在意識の中でネガティブな感情が湧き上がり、体調を崩しやすくなるのです。 そのため、テレビやスマホは見すぎない、極力消すようにすることを意識しましょう。 『教訓.一』にもあるように、「心が健康を創る」ということを忘れないでください。 いのちは永遠と続く そして大切なのが『教訓.十』です。 十、 急がない。慌てない。人はいずれ必ず死ぬ。あの世での恩人との再会を楽しみにゆっくりと今を過ごす。 人はこの世で“いのち”が終わる訳ではありません。 いのちは永遠と続くものです。 この世の人生はこの世の人生として十分に楽しみ、エネルギーを高めて、そして向こうの世界へ飛び立つ。 そしてまた新しいいのちが始まる。 この世で急がず、慌てず、焦らず。 静かにゆっくりといのちのエネルギーを高めたいものです。 さいごに いかがでしたでしょうか? 今回は健康寿命を延ばすための『健康十訓』をご紹介いたしました。 これらを意識することで、健康を維持できるだけでなく、心の不調も快方に向かいます。 ぜひあなたの生活でも取り入れてみてくださいね。 著者:松本光保 出版社:本の泉社 筆者プロフィール 松本 光保 はりきゅう治療院源光 院長 鍼灸師、国際中医師、東京薬科大学非常勤講師 作家 サラリーマンを辞め一人旅をし、土佐の海を目の前にして「鍼灸師になりなさい」 という啓示を受ける。 臨床の傍ら作家としても活動する。 趣味は令和元年から始めたピアノと、野良猫と遊ぶこと。 主な著書 「今度は私が助ける番」「絆療法」(本の泉社) 「鍼仙雲龍」(明窓出版)「詩集Life」(ムゲンブックス)
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筆者プロフィール
松本 光保
はりきゅう治療院源光 院長
鍼灸師、国際中医師、東京薬科大学非常勤講師
作家
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