正座を長時間したり、腕枕で居眠りするとしびれてしまった!そんな経験はよくあるでしょう。しびれは神経系が圧迫されることにより起こります。また、血管に何か原因がある事も考えられますので『神経・血行障害』から起きると考えます。 しびれが起きる理由 動脈が収縮することにより起こる痺れ 寒い日や、足や腕を同じ姿勢で体重を掛けるとしびれるのは、動脈が収縮する、抑えられる事で起こります。時間が経てばなおるようなものは心配いりませんが、しびれが治らずに何日も続くとなると病院での診察が必要になります。 神経からくるしびれ 神経からくるしびれは、普段の生活や寝ている時に起こります。腰痛が原因で神経が圧迫されたり、姿勢によりしびれが起きてしまうのは神経系のしびれです。特に高齢者に多い脊柱管狭窄症は、腰椎の変形によりしびれが起きてしまいます。神経が圧迫されてしまう事が原因ですが、歩いたり立ったりするとしびれを感じます。神経は体の半分を支配するので、左右どちらかにしびれが起きますが全体的にしびれが起きる場合には、糖尿や脳梗塞、脳血栓が疑われます。両手や両足がしびれる場合には、早期に診察を受けるといいでしょう。 血行障害によるしびれ 両手がしびれを感じたりする場合には自律神経からくるしびれも考えられます。ストレスにより自律神経が乱れてしまい交感神経が優位に働くと血管は収縮してしまいます。睡眠時やリラックスすれば副交感神経が働き血管も正常になりますが、脳がいつも興奮状態(ストレス・スマホ・パソコンの使いすぎ)にあると眠っていても交感神経が働き血管を収縮させてしまいます。こうなると血行が悪くなり手足が冷えてしびれを起こすのです。血行障害によるしびれは、ストレスや生活習慣の乱れが強く関わっています。 複合的な原因によるしびれ 血行障害や姿勢が悪い、腰痛等が複合的に合わさりると神経系のしびれと同時に体に現れてしまいます。しびれが出る部分により原因が異なりますが、血行が悪くなると手足がしびれやすくなるので体を冷やさない工夫も大切です。 まとめ 自分で原因が特定できる、すぐに治るしびれは体を温めたり動かす事で改善できます。普段は感じないようなしびれが断続的にある場合には、神経内科で一度診察を受けてみるのが妥当でしょう。温めたり、体を動かすと悪化する・酷くなるようなら神経が原因だからです。しびれはそのままにしておくと、自分では気づいていない病気が隠れていることもあります。何も思い当たらないしびれは、専門家に診てもらい判断してもらうことをおすすめします。
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