太っている人は、そうでない人達に比べると体のあちこちにいろいろな負担がかかってきます。 それは内臓でだったり、体を支えている骨や関節だったりと様々ですが、太ったままでいたらそのうち普通に生活するのが困難になってくる場合があります。 今回は太りすぎによる股関節痛についてご説明していきます。 すでに変形性股関節症になっている人は膝に負担がかからない肥満解消を見つけて 太りすぎの方でよく有酸素運動が効果的だといって必死でウォーキングをしている方がいますが、太りすぎが生じてすでに変形性股関節症になっている方の場合には、股関節に負担をかけてしまうことがあります。 まずは肥満を解消するように食生活の改善からはじめてみましょう。 そして、ウォーキングは膝により負担のかからない水中ウォーキングを行ってみたり、太ももの前の筋肉を鍛えて、関節軟骨の負担を減らしていくこともやってみるといいでしょう。 ただし、自己流で行おうとしても難しい場合があります。まずは整形外科や治療院に相談し、膝や股関節に負担の掛からないダイエットのための運動方法を指導してもらうといいでしょう。 股関節痛は専門家の治療を必要とすることも 同じ股関節痛でも自己ケアで改善していける場合と、専門的な治療を要する場合とあります。 早い段階で不調に気づき、改善していける場合にはダイエットを兼ねてケアしていく事をお勧めします。 もしも症状が悪化している場合には、自己ケアした場合に症状が余計に悪化する可能性も高いので注意が必要です。 < 加齢により代謝は落ちる!食生活を見直すことが大事 若い頃はそうでもなかったのに年齢が進むに連れて太ってきたり、股関節や膝に痛みが生じるといった方が多いと思いますが、年齢が進むと新陳代謝能力が落ちて筋肉も衰えてくるので、若い頃と同じような生活習慣では健康を維持できない可能性があります。 若い頃だったら1日に2000キロカロリー摂取しても何とか消費出来ていたのが、歳を取ってくるにつれて、1700キロカロリー、1500キロカロリーと落ちてきます。 それを若い時と同じように食べていたら、体のどこかに負担がかかってしまうのです。 太る事によって股関節痛や膝関節痛を伴い、立ったり歩いたりする動作が困難になってくるとさらに運動不足を招いて、新陳代謝が衰えるといった悪循環に陥ってしまいます。 普通の動作をする場合でも、膝や股関節に体重3倍もの負担がかかっています。5キロ体重が増えることで15キロも余計にかかっていることになります。自分の1日のカロリー消費力を一度見直しながら、体に負担のかからない食生活を心がけていく事が大事です。 施術を受けた方が良い股関節痛の症状について 歩行中でも股関節が痛んだり、立っているのがつらいと感じられるようになったら、自分で何とかする前に早めに専門医の施術を受けた方が良いでしょう。 普通の生活に支障を生じるレベルというのは、これから年齢が進むにつれて生活していくのが大変になってくる可能性が高いからです。 高齢者の中でも早い段階で寝たきりになる人もいれば、90歳になっても元気に歩き回っている人もいるので、体の異変に早く気が付いた時にしっかりケアしておくと、高齢になってからもしっかり歩行できるようになれるでしょう。 まとめ いかがでしたか?股関節の痛みも太りすぎによるものだとわかれば、ダイエットしたり、体に負担のかかりにくい生活へと切り替えたり、専門家のもとでしっかり施術したりと改善策も見出していけるはずです。 いくつになっても健康的な生活を送るためにも、早めのケアを心がけて下さい。
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