関節痛と聞くと高齢者に起こるものと勘違いされますが、スポーツや疲労により関節を使いすぎる事でも起こります。 関節自体は特に問題はなくても、筋肉や靭帯に負担が掛かる事でも痛みが現れてくることもあります。関節周りが強ばることにより関節がスムーズに動かなくなると炎症を起こして痛みが現れるのです。 関節痛の原因は1つではありませんし、スポーツ障害も中高年にも現れてしまうものです。関節痛の原因により治療方法も異なるので、自分の関節痛は何が原因になっているかを知ることが大切です。 関節が痛くなる原因 関節が痛くなる原因はいくつも原因が考えられます。そのうち主な原因をご紹介します。 スポーツなどで使いすぎで起こる関節痛 スポーツをする若い世代に見られる使いすぎによる関節痛は、軟骨には問題はなく腱や筋の痛みが関節痛となり現れるケースが多くあります。肘や膝に多く、ストレッチを行って負担を減らすことである程度は予防をしていくことができます。 軟骨がすり減り変形性膝関節症になると痛みが起こります 軟骨がすり減ると、破片が骨を刺激するので炎症が起こります。膝や足首の場合には水が溜まる事もありますし、腫れ上がる事もあります。ここでしっかりと治療をしないと慢性的な炎症を起こしてしまうこともあります。 変形性ひざ関節症 体を支える膝の関節軟骨や半月版の弾力性が無くなっていくと骨への衝撃のクッションがなくなりがすり減っていき、関節が痛むようになります。日本人の膝の関節痛の中でも一番多い症状です。O脚や肥満、高齢の女性に多く運動不足によっても起こりやすくなります。 関節リウマチ 女性に多い関節リウマチは、手の指の関節から現れ全身の関節が痛む病気です。膝から痛みが現れる人もいるので、油断は出来ません。自己免疫疾患とも言われていて、免疫システムが異常を起こすことで関節に炎症を起こすと考えられています。関節に炎症が起こると癒着して動かなくなるので早めの治療が必要です。 痛風 足の親指の関節が痛む事や、プリン体が原因とも言われています。親指だけでなく膝の関節にも痛みが現れる事があります。痛風は軟骨や半月版が原因ではなく、尿酸が結晶になり関節に沈着する事で白血球が集まり炎症を起こしてしまいます。生活習慣病の1つと言われていて、尿酸値を下げなければ何度も繰り返し起こってしまうのです。 まとめ 関節痛は主に軟骨がすり減れることで炎症が起こります。 それ以外にも、リウマチや痛風のように病気によるものもあるのです。 使いすぎや慢性的な炎症は、日々のストレッチにより血行を良くすれば柔軟性も戻るので関節痛で悩むこともなくなります。 関節痛の原因を知ることで対処も早く出来るので、診察を受けて治療を始めましょう。
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