何もしていないのに、足の裏が痛む現代人が増えています。疲れが溜まるとむくみで足の裏が重くなり『だるい』『重い』『痛い』と感じませんか? 体の衝撃を受ける足の裏は、スポーツ障害とも言われています。 趣味で始めたジョギングから帰ったら、あしの裏がジンジン痛むようになってしまったなど、足底筋のオーバーワークにより痛みか現れます。 検査をしてもハッキリと痛みの原因が解らないものは足底筋膜炎と診断されるようです。 治るまで時間が掛かる 筋膜の炎症が原因となる足底筋膜炎は、捻挫や骨折のように急性ではなく慢性的であるのが特徴です。急性の痛みは、痛んだ組織が治れば痛みも治まりますが、痛い部分に原因がなく症状として現れる足底筋膜炎のような痛みは足底が原因ではなく老化や肥満、そして負荷が強く足のアーチに掛かることで起きるものです。 痛みの多くは『疲労』により起こりますし、足の裏の問題だけでなく体重が足の裏にどう掛かるかによっても『痛みを感じる人』『感じない人』に分かれてしまいますので、足だけでなく全身のストレッチで体のバランスを良くする事も悪化させない、再発させない為に必要となるのです。 足底筋膜炎の為のストレッチ 先ずは体全体をしっかりストレッチしていきます。足が痛むのは腰や股関節、骨盤など色んな原因が重なっていることが殆どですから、それを改善することで足自体のストレッチ効果を高くしていきます。 アキレス健と足首をしっかり伸ばす 真っ直ぐに立って、片足を後ろに肩幅ぐらいに下げ体を前に倒します。息を吐きながらしっかりと伸ばしてあげましょう。 お尻のストレッチ スポーツの基本でもあるお尻の筋肉が硬いと腰痛も起こします。以外にお尻に柔軟性を重視しない人がいますが、お尻が硬いと股関節も固くなり歩いたり走ったりする為の骨の回転が悪くなり足底筋膜に痛みが出る事もあるようです。 寝転がって両足を抱えてお尻の筋肉をしっかりと伸ばしておきます。お尻から腰を伸ばしておくと、運動効果も高まり腰痛の予防にもちながります。 股関節のストレッチ 歩く、走る為にも股関節の柔軟性は非常に大切な事です。毎日の日課にしておくとだんだん柔らかくなっていきますので足のストレッチ前にも行なってください。 足底筋膜炎のストレッチは、足首の柔軟性を良くして足底の負担を減らすことが目的になります。そも柔軟性を高める為にも、全身のストレッチから始めてみてください。全身のストレッチが終わったら脚そのものを伸ばして足首を柔軟にしていきましょう。ゆっくりと足首を回したり、ふくらはぎ全体が伸びるストレッチが効果的です。 まとめ 足底筋膜炎は完治が難しい症状の1つです。便利になりファッション性の高い靴を履くようになってから足を大地につける事が少なくなった事で増えてしまったとも言えるでしょう。 裸足で外を歩く事はできませんが、体を柔軟にすることや足そのものの働きを取り戻すことによって炎症を抑えることはできます。ストレッチは、毎日の日課にする事で効果も現れやすくなりますから根気よく続けていきましょう。
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