大半のマッサージには筋肉をほぐし、収縮させる効果があります。リンパは筋肉の動きがポンプとなって身体中を流れているのでマッサージはリンパの流れを促進する効果があるのです。老廃物を押し流す働きをするリンパの流れがよくなると、身体にどのような変化がみられるのでしょうか。 筋肉に刺激を与えリンパの流れを促進することが大切 リンパは血液のように規則正しく流れているているわけではありません。大体骨格筋の収縮によって流れているので筋肉が傷付いてダメージを受けると、老廃物や疲労物質などが溜まってしまい、身体に悪影響を与えてしまうことがあります。 そのため、呼吸運動やマッサージなどで意識して筋肉に刺激を与えてリンパの流れを促進させる必要があります。リンパ細胞が活性化すると自己免疫力促進の効果も期待できます。 リンパの流れがよくなるとデトックスが促進される マッサージで皮膚に刺激を与えると筋肉が収縮します。骨格筋が収縮するとポンプの役割となって老廃物や疲労物質を運搬する役目のリンパをスムーズに流せるようになるので、不要物が体外に排出され身体の中がきれいになります。 免疫力を高めるためにはリンパの流れをよくすること 身体を外敵から守ってくれる免疫細胞はリンパ液の中に多く存在しています。骨格筋を刺激してリンパの流れが良くなると、免疫細胞もスムーズに流れ、十分な酸素と栄養を補充できるので免疫細胞が活性化して、身体に侵入してくる外敵と闘う力が強くなります。 副交感神経優位がリンパの流れを促進 マッサージによって血行が良くなり、筋肉がほぐれると、副交感神経が高まり心身ともにリラックス状態になります。交感神経を静め、副交感神経が優位になると筋肉が収縮してリンパの流れが良くなります。 まとめ リンパは血液のように一定のリズムで自動的に流れるわけではなく、筋肉の収縮や呼吸などによって流れています。マッサージ等のように意図的にリンパの流れを促進させて体の中をきれいに整えることは肉体的にも精神的にも良い効果があると言われていいます。 現在マッサージにはいろんな種類や施術法があり、中にはご自分で施術出来るマッサージ法もあります。呼吸法やマッサージ、入浴などで副交感神経を高め、定期的に意識してリンパを流せると良いですね。
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