まさか、ストレスが原因で背中の痛みが起こることがあるとは、ほとんどの方は考えないでしょう。 しかし、ストレスによる影響を受けやすい場所としてよく知られている頭や胃などと同じように、背中も何らかのダメージを受けることがあるのです。 背中は上下左右範囲が広い場所で、ストレスの種類によって背中の痛む場所や痛み方も変わってきます。 では、あなたが既に経験している背中の痛みは、一体どういうストレスによるものなのでしょうか。 まずは、背中の痛みが起こっている場所を特定しよう! ストレスの原因を追及をする前に、背中の痛みがどの部分で起こっているのかチェックしてみましょう。 背中には、肺、心臓、肝臓、胃、腎臓の主に5つの臓器が収まっているのです。 この中でも特にストレスが原因の痛みを感じる方が多いのが心臓、肝臓、胃で、複数の部分で痛みを感じる方も多いです。 肺や腎臓が痛む場合には、この時点で病気を疑ってみた方が良いでしょう。 心臓、肝臓、胃の広い範囲で背中の痛みを感じるのは、精神的な緊張が原因! 背中の真ん中辺りを中心に心臓や肝臓、胃と広範囲で痛みを感じる方はいませんか。 こんな方は、精神的なストレスで体が緊張して、心臓や胃に負担がかかっている可能性があります。 極度の緊張を経験すると胃酸が多く分泌されて胃が荒れやすくなることで、胃の付近で背中の痛みを感じることがあります。 肝臓で背中の痛みを感じるのは、精神的なストレスの中でも怒りの要素が大きい! 背中の痛みは肝臓付近を中心に感じると言う方も、精神的なストレスが原因です。 ただ、様々あるストレスの度合いの中でも、放っておけば治まるようなちょっとした怒りではなく、爆発したくなるような強い怒りを抱いている方が多いです。 横隔膜に力が入りやすいこともあるせいか、その下にある肝臓に負担がかかって痛みを感じてしまうのでしょう。 肝臓や胃で背中の痛みを感じるのは、飲食物による負担が原因! ストレスと言うと、誰もが精神的なストレスばかりをイメージするでしょうが、実は飲食物が体にとってストレスになっていることもあります。 肝臓や胃などの消化器官を中心に背中の痛みを感じる方は、暴飲暴食、刺激物や冷たいものの摂取などで消化器官に負担をかけてしまっているのでしょう。 アルコール、コーヒー、香辛料などの他、よく外食やコンビニ弁当で使われている塩分や添加物もストレスの原因になります。 まとめ 瞬間的な判断だと、ストレスと背中の痛みはなかなか結び付きにくいかも知れません。 しかし、このように精神的な緊張や怒りなどのストレスや飲食物によるストレスがどのような影響力を持っているのかを細かく分析してみると、背中の痛みとの関連性も分かりやすいのではないでしょうか。 またもし背中に急な痛みがある場合、「ぎっくり背中」の可能性もあります。 その方は「ぎっくり背中」に関してはこちらの記事をお読みください。 >>「背中が痛い!ぎっくり背中の治し方と原因」
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