肩こりと胸痛が同時に発生して、不快に感じることはありませんか。 2つの症状が同時に重なると言うことは、それらの原因になっているものがあるのかもしれません。 では、この2つの症状は、一体どのようにして解決したら良いのでしょうか。 普段着用している下着や服の窮屈さが、肩こりと胸痛を引き起こしている 肩こりと胸痛が同時に起こっている場合には、まずは普段着用している下着や服が窮屈なのかも知れないと考えてみた方が良いでしょう。 特に女性は服はゆったりめでも胸がある分重みがありますし、毎日ブラジャーを着用する方が多いでしょう。 ブラジャーは、男性の着用している肌着よりも締め付け感があります。 自分に合ったものを着用していれば、胸の重みを適度に分散することが出来ますが、合わないものを使用しているとかえって肩や胸への負担になってしまいます。 服はある程度ゆったりめ、ブラジャーは胸全体をカバーして背中や肩ひもが太めのものだと体への負担を軽減することが出来ます。 肩こりによる筋肉の緊張が胸痛を引き起こしている! 肩は胸から近い部分にあって、肩の筋肉は胸の筋肉と近い場所にあります。 ですので、肩こりによる筋肉の緊張があれば、胸の筋肉にもその緊張の影響が及ぶことが考えられます。 このような場合、肩こりも胸痛も病気ではなく、筋肉の緊張によるもので筋肉をリラックスさせる対処法を実践すれば良いのです。 筋肉を緊張させるような負担のかかる生活習慣を改善したり、温めたりマッサージをして血液の流れを良くしたりすることで治ることがあります。 病気で肩こりと胸痛の症状が起こることもある! 健康な方でも肩こりと胸痛の症状が起こることがあるくらいですから、病気だとますますこのような症状が起こる可能性は高いはずです。 先に述べたように、肩と心臓は近い場所にあります。 もし心臓の病気がある場合には、胸痛と同時に近い部分にある肩にまでコリが生じることがあります。 さすがに、病気であれば、筋肉の緊張が原因ではないため、温めたりマッサージをしたりなどの対処法を実践しても症状はほとんど改善しません。 特に胸から左肩までの範囲に痛みや不快感がある場合には、心臓の病気を疑ってみましょう。 心臓の病気で発作が起こった場合には、上体を起こして安静にして医師の指示を待つこと 狭心症や心筋梗塞などの心臓の病気で心臓に血液を送る冠動脈が詰まると、激しい胸痛が起こることがあります。 狭心症は冠動脈が硬化して発症する病気で、10分もすれば胸痛が改善することが多いです。 ところが、心筋梗塞は硬化して狭くなった冠動脈に血栓が詰まるため、胸痛が長時間続くことが多いのです。 いずれにしても発作が起こった時にはすぐに、病院へ行く必要があります。 まとめ このように肩こりと胸痛の原因を見てみると、健康な方でも感じる心配の無い症状から心臓の病気による危険な症状まで様々なものがあります。 特に心臓の病気の場合には、症状の一つとして肩こりが起こるのではなく、心臓の異常を知らせるサインとして肩こりが起こるのです。 左だけの肩こり、痺れ、本当に痛い感じなどであれば、何らかの異常として早めに疑った方が良いでしょう。
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