ふくらはぎには<筋ポンプ作用>という血液を心臓へ送り返す重要な働きがあります。遠くて届かない心臓ポンプ作用の代わりをふくらはぎが担い、下肢末端組織への血液循環を行っています。このポンプ作用の代役が第2の心臓と呼ばれている由縁です。 また、ふくらはぎには、東洋医学で言われる生命エネルギー<気>の流れ<経絡>のツボが多く点在しています。ふくらはぎ健康法とは、そのようなツボを刺激し、筋ポンプ作用の促進効果を期待した健康法です。 ふくふくらはぎ健康法の効果は全身に及びます。 ふくらはぎをマッサージすると、<筋ポンプ作用>によって血液循環機能が向上し血流が良くなります。十分な酸素と栄養を受け取った細胞は活性化して、自律神経のバランスを整え、免疫力や基礎代謝率のアップなど、全身の機能を向上させる効果があります。 マッサージの効果を上げるために水分補給と保温の下準備を ふくらはぎの中央には脛骨と言う骨があります。ふくらはぎの真ん中あたりでその脛骨を境にふくらはぎは<外側>と<内側>の2つに分かれます。それぞれを分けてマッサージの仕方や効果、効能などをご紹介します。 老廃物の除去やリンパの流れを促進させるためにマッサージ前に水分補給や、全身または、ふくらはぎの筋肉を温めるとふくらはぎ健康法の効果も高くなるのでお奨めします。 外側は脛骨に沿ってマッサージを行います。 外くるぶしから脛骨に沿いながら膝に向かってマッサージを行うと気の流れも良くなります。リンパを流すイメージで皮膚の表面を撫でるだけでも刺激になるのですが、刺激を感知する受容器は筋肉の深部にあるので、痛気持ちいいぐらいの強さで押しながら行うとより効果的です。 内側は同時にアキレス腱もほぐします。 アキレス腱から膝に向かって硬くなっているふくらはぎの筋肉を掌と加重した親指で押し上げながら筋肉をほぐします。同時にアキレス腱もほぐします。ふくらはぎ全てのマッサージ終了後はアキレス腱のストレッチを行って、アキレスけ腱を伸ばし、ふくらはぎに刺激を与えましょう。 効果・効能 自律神経を整える効果があるとされ、またダイエット効果も期待できると言われています。 まとめ マッサージは全体的にゆっくりと行います。慣れてきたら筋肉を押すだけではなく、もみほぐしながらマッサージを行うと消費カロリーが上がるようです。ふくらはぎ健康法に限らずセルフマッサージを行う時は温かい部屋で行うと、血流が良くなり効果がアップします。 足首から膝の往復を3回行いましょう。場所を取らずにいつでも自分で行えるセルフマッサージなので長く続けられる健康法のようです。健康維持のため、お奨めします。
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