スポーツ障害とは、一体どのような症状なのか知っていますか。 スポーツをする習慣のある方だと、一度は「スポーツ障害」と言う言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。 いや、似たような言葉「スポーツ外傷」と混同してしまっている方もいるかも知れません。 スポーツ障害とスポーツ外傷は違うものなのでしょうか。 スポーツ障害とはある部位に負担をかけ続けることで、慢性的な症状が継続すること 毎日のように同じスポーツをしていると、同じ部分への負担は日々積み重なって行きます。 そして、その負担が大きいと痛みや他の症状が慢性的に継続するようになるケースもあります。 スポーツ障害とはこのようにスポーツによってある部位に負担をかけ続けることで、慢性的な症状が継続することを言います。 症状の度合いは幅広く、スポーツをしている最中やスポーツの後の痛みで済む場合もあれば、重症化して日常生活まで困難になってしまう場合もあります。 スポーツ外傷はスポーツをしている時に外からの力によるダメージを受けること スポーツ障害はスポーツを行うことで体の一部に負担がかかって起こるものですが、スポーツ外傷がスポーツのみで起こるものではありません。 スポーツ外傷は、スポーツをしている時に外から何らかの力が加わることで組織がダメージを受けることです。 例えば、球技だと夢中でボールを追いかけている際に、何かと衝突したり転倒したりすることもあるでしょう。 この時に起こる打撲とか捻挫、肉離れ、骨折などの怪我が、スポーツ外傷に当たります。 スポーツ障害はある部位の使い過ぎ、負荷のかけ過ぎで起こる! スポーツ障害とはスポーツによる負荷によって起こるものなのですが、主に次のような負荷のかけ方が考えられます。 まずは、同じスポーツを毎日のように継続することで、同じ部分に繰り返し過度な負担がかかることです。 「野球肘」とか「テニス肘」なども、このタイプのスポーツ障害に該当します。 それから、毎日ではなく一気に大きな負担がかかることで、スポーツ障害が起こることもあります。 重量挙げのような一度の動作でも大きな負担のかかりやすいスポーツだと、このようなスポーツ障害が起こることがあります。 スポーツ障害は準備体操で予防できる! スポーツ障害が起こってしまうと、スポーツや日常生活に支障が出てしまうことがあります。 こんなふうにならないようにするには、スポーツを行う前の準備体操で出来るだけスポーツ障害を予防することです。 準備体操には関節や筋肉に柔軟性を持たせて、ある程度の運動強度に耐えられる関節や筋肉に整える効果があります。 簡単に行うならラジオ体操第一、念入りに関節や筋肉を整えるならラジオ体操第二やストレッチが良いと言われています。 まとめ スポーツ障害とは、スポーツによる過度な負荷で起こるものです。 一気に負荷をかけることで起こるスポーツ障害ではなく、毎日スポーツを継続することで起こるものだとスポーツ障害に気付くまでに長い時間がかかることがあります。 だからこそ、油断して準備体操を省略してしまいがちですが、何らかの障害が起こる可能性があることを忘れず、スポーツ前には毎回準備体操をしっかり行いましょう。
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