頭痛薬が効かない！？ロキソニンを飲んでも痛みが治まらない頭痛

頭痛薬が効かない！？ロキソニンを飲んでも痛みが治まらない頭痛 「頭痛薬が効かない頭痛って、なんか怖い病気なんじゃないか・・・」 「昨日まではロキソニンで治まっていた頭痛が、今日は痛いまま・・・」 「生理の時に頭痛があるから飲んでも痛みがおさまらない・・・」 そんな症状でお困りの方はいませんか？ 薬局で売っているほかの頭痛薬より効き目があるというイメージが強いロキソニン。 その頭痛薬が効かないと不安になりますよね・・・。 今回はそういったロキソニンのような頭痛薬や効かない頭痛の原因と対処法をお伝えしていきます。 頭痛薬を飲んでも効かない頭痛に悩んでいる方は、とにかく今すぐこの痛みをどうにかしたい！という方もいるかと思いますので、頭痛薬を服用する以外の対処法についても詳しくお話ししていきたいと思います。 頭痛の種類によっては大きな病気が隠れている場合もありますし、ストレスが原因なこともあるんですよ。 それでは詳しくみていきましょう！ 「雨の日の頭痛に悩んでいます」＞＞この悩み・疑問に対する専門家の回答（9件） こんな症状が出ていませんか？ 普段は痛くないのに、急にズキンズキンと脈打つような頭痛が、頭の片側でしている・・・ ズキンズキンと脈打つような頭痛は、「偏頭痛」の可能性が高いです。 特に、頭の片方だけが痛む場合は「偏頭痛」の場合が多いのです。（ときには両方・両側の頭が痛くなる場合もあります。） また、女性は月経前や月経中に限って頭痛薬の効かない頭痛がする場合もあります。 生理周期に伴って頭痛が起きる エストロゲンとプロゲステロン。この２つのホルモンは、生理周期とともに大きく波打つように増減します。 エストロゲンが減少するタイミングが排卵直後と月経前にありますが、このときにセロトニンという別名「幸せホルモン」とも呼ばれる脳内物質が減少し、それにより脳内にある血管が拡張されることで頭痛がおきるといわれています。 風邪で頭痛になる・・・ 風邪になるとウィルスや最近に対抗するため、つくられる白血球。 その白血球を増やすため、血管を拡張させ、血流をよくします。 その影響で神経が刺激され頭痛が起こることがあります。 季節の変わり目に激痛が襲ってきた・・・ 目の裏側にあたる場所などに激痛がする場合や、急に激しい頭痛が出て、比較的短時間でおさまる場合（時には数時間続く場合もあります）、「群発頭痛」の可能性があります。 男性に多い症状で、アルコールの摂取が頭痛を引き起こすことも多いです。 我慢できない、刺すような頭痛がすることでも知られています。 後頭部を殴られたような痛み・頭痛がして、吐き気を催してきた・・・ すぐに病院にいきましょう。 命にかかわる病気である「くも膜下出血」の可能性があります。 特に、吐き気・意識の混濁がある場合は「くも膜下出血」の可能性が高いので、すぐに救急車を呼ぶことをお勧めします。 薬を飲み続けているのに、頭痛が前よりひどくなってきた気がする・・・ 月に１５日以上頭痛があり、頭痛薬を毎日飲むのが習慣になっていたり、以前は効いていた頭痛薬が効かなくなってきた場合は、「薬物乱用頭痛」の可能性があります。 頭痛薬を飲んでいないと不安で、ロキソニンなどの薬を常用している方に多い頭痛です。 冷房のキンキンに効いた部屋にいたら頭痛がしてきた・・・ 夏に外で冷房の効いた部屋やお店で起こりやすい頭痛です。 これは「冷房病」と呼ばれていて、自律神経が寒さでおかしくなったことで起きる頭痛です。 ロキソニンが効かない理由 頭痛とひとことによっても様々な種類があります。 偏頭痛と呼ばれる、こめかみの中心が脈打つようにズキズキする頭痛は、血管が膨張することによって起きるといわれています。 また、緊張型頭痛と呼ばれる圧迫感のある重たい頭痛は、血の巡りが悪くなると起きるといわれています。 同じ症状でも原因が違うんですね。 実はロキソニンには、片頭痛と呼ばれる、血管が膨張することによって起きる頭痛に効く作用が入っていません。そのため、ロキソニンを服用しても改善しないケースがあるのです。 参考：お薬Q＆A　～Fizz Drug Information～ 頭痛薬が効かない頭痛になってしまったら ロキソニンなどの頭痛薬を飲んでも良くならない頭痛になってしまったら、症状毎に、以下の対処法を試してみてください。 偏頭痛（片頭痛）かな？と思ったら 偏頭痛による痛みを和らげる方法は人により様々で、これをやったら良くなるというものがありません。 できるだけ安静にして、痛みがある場所をもんだり、冷やしたり、温めたり、自分に合う方法を試してみましょう。ただ、痛みが激しくなってきたらやめることも大切です。 また、セルフケアで改善を試みるのもいいでしょう。 偏頭痛のためのセルフケア動画を３つご紹介します。 推拿とツボで自分で簡単セルフケア！ 片頭痛が！短時間でどこでもスッキリ！！ 頭痛外来 東京　偏頭痛マッサーシ? 群発頭痛かな？と思ったら 頭痛薬の効かない頭痛として有名な群発頭痛。 この頭痛になってしまったら、病院で純酸素吸入法を行うことで、対処療法的に痛みを抑えることができます。 まずは病院に行って診断を受けるようにしましょう。近くの脳神経外科や、頭痛専門の「頭痛外来」をまずは受診してみてください。 病院に行ってもなかなか改善しない方は、セルフケアを試してみるのもいいでしょう。 頭痛外来 東京　群発頭痛マッサーシ? 群発頭痛のツボ押し くも膜下出血かな？と思ったら すぐに病院に行くか、吐き気や意識の混濁で動けない場合は救急車を呼びましょう。 生理頭痛かな？と思ったら もしそれがズキンズキンと脈打つように痛いようでしたら、冷やして対処してみましょう。 あまり光がないところで横になって安静にすることが大切です。 またフランスやベルギーなどの国で医療としても認められている「アロマ」を取り入れて頭痛を緩和したり、ツボ押しを試してみるといいでしょう。 重たい、ぎゅっと締め付けられるような頭痛の場合は緊張型頭痛が疑われます。 その場合はあたためて対処します。 風邪頭痛かな？と思ったら 血管が膨張して起こる頭痛には、冷やして対処をしましょう。 ただ、風邪による頭痛全てが血管が膨張して起こるとは限りません。自律神経のはたらきが関係しているケースもあります。 その場合は、首や肩まわりをあたためてあげることが大切です。 また、ツボおしを試してみるのもいいでしょう。 動画を参考に２つのツボおしを試してみてくださいね。 風池（ふうち） 風府（ふうふ） 薬物乱用頭痛かな？と思ったら 脳神経外科や専門の「頭痛外来」へ行きましょう。 病院での治療法としては、頭痛薬をしばらく（2か月程度）中止して、そのあとに出てきた頭痛に対して原因を調べ、それぞれの症状に合った治療を行うことが多いようです。 冷房病かな？と思ったら キンキンに消えた場所で頭痛薬の効かない頭痛になってしまったら、まずは体を温めましょう。 寒い場所を離れて体を温めるのが一番ですが、移動できない場合は毛布やひざ掛けで体を温めてください。 暖かい飲み物を飲んだり、夏でも薄手の衣服を着るようにしてみてください。 頭痛薬が効かない頭痛になったら、まずは病院へ このように、頭痛薬の効かない頭痛にはくも膜下出血のような怖い病気が潜んでいる場合があります。 くも膜下出血以外にも、脳出血や脳腫瘍・脳炎・髄膜炎・慢性硬膜下血腫などの場合もあるので、まずは病院に行き、正しい診断を受けるようにしてください。 もちろん、命にかかわる頭痛ばかりではありませんが、そのまま薬の効かない頭痛をほっておくのはお勧めできません。 命にかかわる頭痛ではない、でも頭痛が治まらない場合 病院で診断をしっかり受けて、命にかかわる頭痛ではないとわかったら、いろいろと自分に合った方法を探していきましょう。 日本人の３人に１人は「頭痛持ち」だと言われています。 病院で治療をしても、何年も頭痛で悩まされている人が多いのです。 そんな時は、整体やカイロプラクティック・整骨院・鍼灸院などの治療院で施術を受けてみましょう。 病院とは違い、東洋医学的なアプローチや、各種手技療法で頭痛に対して薬を使わないアプローチを行っていきます。 なかには、頭痛専門の整体院もありますので、ネットや口コミサイトで探してみてくださいね。