長時間のパソコンの使用が毎日のように積み重なると、肩こりになりやすいのは当然です。 パソコンの使用を控えるのが一番の肩こり対策になるのでしょうが、仕事でパソコンを使用するとなるとなかなかそうもいかないでしょう。 今回はパソコンを使用している時に、肩への負担を最小限に出来るような肩こり対策法を考えてみましょう。 ノートパソコンの方がデスクトップよりも肩こりを起こしやすい! パソコンにはノートパソコンとデスクトップパソコンがあるのですが、ノートパソコンはデスクトップよりも画面が低い位置にあります。 さらに、画面の大きさも、ノートパソコンの方がコンパクトで目に負担がかかりやすいものが多くなります。 そのため、ノートパソコンを使用している時の姿勢は、顔が画面に近づいて前のめりになりやすいのです。 この姿勢を長時間続けていると、頸部の筋肉は凝り固まって肩こりが起こりやすくなります。 パソコンの画面は目線の若干下で目から40cm以上離し、キーボードは外付けで楽な位置を調整するのが便利! パソコンの中でも特にノートパソコンは、画面の位置が低くなりすぎてしまうことが多いものです。 画面を目線の若干下、高くても目線と同じくらいまでの位置に来るよう机で調整しましょう。 そして、画面と目との距離は、40cm以上離すのが良いでしょう。 手首の位置がキーボードの下に来るように調整するのが良い! ノートパソコンは画面にキーボードがくっついている分、画面の高さを調整した時にキーボードの位置が高くなりやすいものです。 肩こりを予防するためには、外付けのキーボードを使用して、楽な姿勢でタイピングできるよう位置を調整しましょう。 手首がキーボードよりも下に来るように調整できれば、手首にかかる負担は最小限にすることが出来ます。 手首の下にタオルや専用の台などを挟んで、手首の位置を固定するのも良いでしょう。 また、肘の角度が90度になるようにすると、手首への負担はより軽減できます。 机の上も足元もすっきりした状態にしておくこと 机の上に書類や文房具類などが散らかっていて、作業スペースが狭いことはありませんか。 あるいは、足元に色々な荷物が置かれていて、窮屈に感じることはありませんか。 机の上や足元の整理整頓は些細なことのように思うかも知れませんが、窮屈なスペースでの作業は無理な姿勢を取らざるを得なくなってしまいます。 これが肩こりの原因となることもあるので、余分なものは引き出しにしまって置いたり、足元の荷物は別のスペースに置くなどしてすっきりしておきましょう。 まとめ 長時間パソコンを使用しているからこそ、少しでも体が楽な環境で作業をすることは大切です。 まずは、パソコンの画面、キーボード、マウスなどの位置を調整して、楽な姿勢で作業が出来るようパソコンの位置環境を整えましょう。 それから、机の上や足元を整理整頓して、少しでも解放的な姿勢で作業が出来るように身の回りを整えることも肩こり対策に大切です。
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