朝起きた時、膝に違和感があれば、変形性膝関節症の初期症状なのかも知れません。 しかし、初期症状だとそれほど激しい痛みは無かったり、年齢的なものとして本格的な治療を受けようと考えない方も多いようです。 変形性膝関節症は、このまま放置してしまうと不味いのでしょうか。 変形性膝関節症は膝の関節の炎症、変形などが起こるもの 変形性膝関節症の初期症状は痛みを感じてもすぐに痛みが引いたり、それほど強い痛みを感じないこともあるかも知れません。 ただ、変形性膝関節症は膝関節の軟骨が擦り減ったり筋力が低下することで、関節の変形や炎症などの症状が起こるものです。 体の機能の衰える中高年の女性を中心に発症者が多いことが特徴です。 しかも、一度発症すると、今までのような膝を曲げたり伸ばしたりなどが難しくなることもあります。 変形性膝関節症の初期症状は、朝起きた時の膝の違和感! 変形性膝関節症のもっとも早い段階で現れる初期症状と言えば、膝の違和感です。 特に朝起きた時に、膝の違和感を感じることが多いようです。 日常的な動作の中で膝に力がかかった時に痛みを感じることがあるものの、初期症状では痛みは短時間で治まることがほとんどです。 このまま初期症状のみで、これ以上変形性膝関節症が悪化しない方もいます。 初期症状を放置すると、膝の変形が進んで日常的な動作に支障が出てしまうことも! 変形性膝関節症の初期症状を放置すると、膝の変形が進んでちょっと休んでいるだけでは症状が簡単には回復しにくくなることがあります。 中期の症状まで行くと痛みが分かりやすく、膝を曲げたり伸ばしたりなどの動作まで困難になってきます。 この状態では、膝の炎症、腫れ、発熱、むくみ、だるさなどの様々な症状が現れます。 階段の上り下りやしゃがんだりなどの動作で膝に力をかけると、コリコリと音を感じることもあります。 大腿四頭筋肉のエクササイズで変形性膝関節症を予防! 変形性膝関節症が起こる前に予防できるのが一番ですが、遅くとも初期症状のうちに悪化を予防することが出来ると良いものです。 そこで、ふとももの前側にある大腿四頭筋を強化するエクササイズで、変形性膝関節症の発症や悪化を予防しましょう。 まずは、椅子に深く腰掛けた状態で、太ももとすねのラインが地面と平行になるようにゆっくりと片足を上げます。 この時、膝はなるべく真っすぐ伸ばして、爪先を立てることを意識しましょう。 次に、ゆっくりと足を下ろして、反対側の足もあげてみましょう。 500g~1kgの重りを付けて足を上げるのも、大腿四頭筋肉が鍛えられます。 動画で見る膝痛改善エクササイズ 上記のストレッチを解説している動画がありますので、こちらを参考にしてみてください。 治療家さんの解説している膝痛改善のストレッチ動画も参考にしてみましょう。 まとめ 変形性膝関節症の初期症状は朝起きた時の膝の違和感だけで、大したことの無い症状として放置してしまう方もいるかも知れません。 しかし、変形性膝関節症を悪化させると、膝の変形が進んで膝を曲げたり伸ばしたりなどの動作にも支障が出てしまうことがあります。 大腿四頭筋肉を鍛えたり、膝痛改善のためのエクササイズをすることで、変形性膝関節症を悪化させないよう対策しましょう。
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