腰痛から足のしびれが起きる原因はなんでしょう 近年、デスクワークに従事する人の増加、スマホの普及など、あらゆることが原因となり、腰痛を訴える人が増えています。中には腰痛だけではなく、足のしびれも起こしているという人もいます。 今回は腰痛と足のしびれが起きる原因についてみていきましょう。 腰痛から現れるしびれの原因 腰痛からしびれを起こすのは、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアの初期症状があります。これらは神経が圧迫されたり触れたりする為に起こりますが、痛む腰ではなくお尻や脚、指先に起こるのが特徴的です。 腰痛を招く様々な病気が悪化し脊柱管狭窄症になることも ぎっくり腰や腰椎椎間板ヘルニアを経験したことがある人は、その後脊柱管狭窄症になるケースがあります。 脊柱管狭窄症になると大方1年以上はその症状に悩み、酷いときには10年近く悩ませられることもあるようです。 脊柱管狭窄症は背骨の腰の部分の中を縦にとおるトンネルのような空洞が年をとるごとに変形をして狭まることで、そこを通る神経が圧迫され痛みや痺れが起こるものです。残念なことに「これをすれば必ず治る」という決定的な治療法はまだ出てきていないのが現状です。 また、さまざまな原因が複雑に絡み合って起こるため、その治療は難しいとされています。 椎間板ヘルニアも足のしびれを起こす 椎間板ヘルニアも痛みとしびれが同時に現れます。 椎間板ヘルニアは、線維輪に守られている髄核がはみ出してしまい外側の神経根を圧迫することで痛みやしびれが起きます。神経根は左右に分かれているので、左が痛めば左にヘルニア症状が現れてくるのです。 ぎっくり腰のように、自然に痛みが治まる腰痛ではしびれが起きることはありません。腰痛からしびれが起きる原因は、8割が神経圧迫によるものです。 どのタイミングで受診するか いきなり腰が痛くなる、座骨神経痛のように腰から脚が痛むような場合は安静にして1週間で改善されなければ整形外科や治療院に行きます。。痛みで直ぐには動けなくても、安静にして1週間たっても症状があるのなら、一度専門家にみてもらうといいでしょう。 まとめ 腰痛からくるしびれは、殆どが腰の神経の圧迫です。無理な姿勢を取らず、安静にしたり軽く動いて治れば問題はありませんが歩けない程のしびれになれば直ぐに整形外科や治療院に行くことおすすめします。治療院によっては、痛み・痺れを専門にしてやっているところもあります。よく調べてから納得のいきそうな院を選ぶといいでしょう。 しかしながら、腰痛を持っている人は日頃から予防の為にもストレッチや運動で腰回りを鍛えておくのが一番良い方法です。
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